ヴァンキッシュ・ベースのフィスカー・サンダーボルトを発表

公開 : 2015.03.16 22:50  更新 : 2017.06.01 02:10

元アストン・マーティンのデザイン責任者であったヘンリック・フィスカーは、フロリダで行われるアメリア・アイランド・コンクール・デレガンスにおいて “サンダーボルト” とネーミングされたデザイン・スタディを発表する。

アストン・マーティン・ヴァンキッシュをベースに、カーボンファイバー製のボディワークと、より大型化されたフロント・グリルを持つモデルだ。また、リアはピラーがリデザインされ、傾斜のきついリア・スクリーンを持つ。また、ライト・クラスターも新たなデザインが施され、トランク・マウントのスポイラーも与えられる。

車高は15mmほどオリジナルのヴァンキッシュよりも低く、21インチのホイールとパフォーマンス・タイヤが履かされる。

フィスカーは、メカニカル面でのアップグレードについては言及していないため、サンダーボルトはヴァンキッシュの6.0ℓノーマル・アスピレーションのV12ユニットをそのまま搭載するものと思われる。従って、パワー、トルクは575ps、64.3kg-mで、パフォーマンスは0-100km/hが3.8秒、トップスピードが323km/hになると予想される。

インテリアは、世界初の曲面スクリーンを持つ11.6インチのパナソニック製インフォテイメント・システムが与えられる。また、リア・シートには特別注文のワイン・ボトル・ホルダーも装備される。

フィスカーはサンダーボルトの製作について、アストン・マーティンとは何も協業に関しての取り決めはないというが、評判がよければ限定で作成することも考えているという。ただし、その場合は、カーブした表面を持つ特徴的なインフォテイメント・システムは採用されず、スタイリングに関しても若干のアジャストが行われることになるだろう。

フィスカーは「エレガントで美しいGTスポーツ・クーペを作成したいと考慮した結果、時間にとらわれることなく純粋にエモーショナルなスタイリングを作り出した。」とコメントしている。

サンダーボルトの他、フィスカーはフォード・マスタング・ベースのロケット・コンセプトのプロダクション・バージョンを既に発表している。このロケットは、世界最大のフォード・ディーラーであるギャルビン・モータースとの共同で、昨年のロサンゼルス・モーターショーで発表されている。