メルセデス・ベンツGLCプロトタイプ

公開 : 2015.06.01 23:40  更新 : 2017.05.13 12:50

のちのデビューを予定しているX3とQ5のライバルを見るかぎり、その気概と走破性に期待を寄せてよさそうだ。

メルセデスの英国内のモデル展開を見ると、BMW X3やアウディQ5のライバルにあたるモデルが欠如していたことに気づく。

北米のカスタマーならGLKを選ぶことができたが、英国のために右ハンドル仕様は一度として作られることはなかったし、価格改定の兆しもまったくなかった。

そこで現れたのがGLC。英国内でのオーダー開始は6月中旬となっており、デリバリーは11月からの予定だ。

正式な発表が来月ということもあり、AUTOCARが乗ったGLCには、まだカモフラージュされている部分が多い。

アンダーピニングはCクラスと共有するが、外から見るとホイールベースが延長されているかのように見える。前後オーバーハングが短縮されているのが理由だが、これはオフロード上での性能を高めるためでもある。

その性能がいかなるものかを示すために、テストのロケ地としてメルセデスが選んだのは採石場だった。ここを走らせることにより、改善点をわれわれから聞き出そうというわけだ。

ESPをベースにした電制システムはエア・サスペンションと共同作業を行うことによって岩場をクリアする。そのために車高は通常時から30mmと50mm高くでき、また15mm下げることも可能だ。

このシステムを組み込むには、オプションの ‘オフロード’ パックを選ぶ必要があり、一般的なスチール・サスペンションよりも20mm車高が高くなることも特徴だ。

メルセデスの技術者は、GLCを選ぶ大部分のカスタマーにこのオプションを選んで欲しいとのことで、技術的な信頼性を実感しているわれわれも異論はない。

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