ジャガー・ランドローバー、マグナ・シュタイヤーの工場を使用

公開 : 2015.07.03 22:30  更新 : 2017.06.01 02:09

ジャガー・ランドローバーは、新しいモデルの生産についてオーストリアのマグナ・シュタイヤーの工場を使用することで合意したと発表した。これは、イギリス国内の工場に掛かるプレッシャーを軽減するための方針だ。

オーストリアのグラッツにある工場は、既に他の自動車メーカーのモデルを生産している実績がある。過去には、プジョーRCZ、メルセデス・ベンツEクラス、ミニ・カントリーマンなどを生産していた。

マグナ・シュタイヤーでJLRのどのモデルを生産するかは明らかになっていないが、ランドローバー・ディスカバリー・スポーツ、レンジローバー・イヴォーク・カブリオレ、ししてジャガーF-ペースの小型バージョンなどがその候補だ。JLRは、2015年から2016年の間で、すでに12のニュー・モデルをリリースすると発表している。

東ヨーロッパにも工場を建築する動きがあるが、とにかくJLRの英国にある3つの工場は現時点でフル稼働状態にあることは間違いのない事実だ。

JLRのスティール製D8プラットフォームを使用するイヴォークとディスカバリー・スポーツは、ヘールウッド工場で生産されている。キャッスル・ブラムウィッチ・サイトではアルミニウム製D7aプラットフォームのD7aを使用するXFとF-ペースを担当する。そして、ソリハルはレンジローバー、レンジローバー・スポーツ、ジャガーXEを生産する。

新しく登場するL462というコードネームが与えられたディスカバリー5は、恐らく東ヨーロッパで生産されることになるだろう。内部的にはプロジェクト・ダーウィンと呼ばれ、L663というコードネームが与えられている新しいディフェンダーについても、新しい施設の新しい製品ラインを必要とするだろう。

また、レンジローバー・スポーツの販売が好調で、しかもF-ペースも好調ならば、英国にもうひとつ工場を立てる必要が出てくることになる。

関係者によれば、JLRは既に2つの工場予定地を考えているという。最初の候補は、ハンガリーのジュールだ。ここは既にアウディTTクーペ用の4気筒ユニットの生産を行っている場所だ。そしてもうひとつはポーランドだ。しかしポーランドのどこであるかは現時点でははっきりとされていない。

JLRは既に中国での生産を開始しており、現在、ブラジルにも工場を建設中だ。