BMW X6のライバル、ポルシェ・カイエン・クーペは2020年デビューか

公開 : 2016.08.10 04:50  更新 : 2017.06.01 01:27

BMW X6のライバルとして計画されているポルシェカイエン・クーペは、2020年頃のデビューを目指して開発が進められているようだ。

AUTOCARの予想レンダリングのように、なだらかなルーフを持ち、これもまた登場が予想されるレンジ・ローバー・スポーツ・クーペもライバルとして想定しているという。

2018年に通常のカイエンがフル・モデル・チェンジされる予定だが、エンジン・ラインナップはこの新しいカイエンのものを踏襲する。新しいカイエンには、ターボチャージャーを備えたガソリンおよびディーゼル、そしてプラグイン・ハイブリッドに加え、ミッションEコンセプトで明らかにされたエレクトリック・パワートレインも搭載される模様。

AUTOCARでは、厳しさを増す世界的な排ガス規制に対抗するため、レンジローバー・スポーツ・クーペについてもエレクトリック・パワートレイン仕様が設定されると先月報告したが、ポルシェも同じような施策を考えているようだ。ポルシェが既にEVに対して深い関心を持っていることは2020年に市販化が予定されているミッションEコンセプトを見ても明らかだ。

ポルシェは、2018年に登場予定のアウディQ6 e-トロンを、エレクトリック・パワートレイン・モデルのベースに考えているようだ。このQ6 e-トロンは、3基のモーターを持つモデルで、ひとつはフロントに、そして残りの2基がリアにセットされるというもの。ポルシェもこのセットアップを使用することになろう。

どんな方式を使うにせよ、カイエン・クーペのEVは、これから激化が予想される市場に投入されることになる。テスラモデルXは既にアメリカで発売中であるし、ジャガーもF-ペースをベースとしたEVモデルのテストを進めているからだ。



▶ 海外ニュース / アウディQ6 e-トロンが製品化へ

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