新型フェラーリF12 Mか? スパイ・ビデオがキャッチ

公開 : 2016.10.27 04:40  更新 : 2017.06.01 00:34

フェラーリF12ベルリネッタの新型が、マラネロ近郊でスパイ・ビデオにキャッチされた。このモデルの発表は、2017年のジュネーブ・モーターショーと考えられている。

カメラが捉えた開発車両は、厚いカモフラージュを施されているものの、その姿は現行モデルから大きく変わってはいない。つまり2017年型は、フル・モデルチェンジというよりは、ファイスリフトと考えるべきなのだ。

噂ではF12 Mのモデル名が与えられるという新型は、現行F12ベルリネッタの自然吸気V12エンジンにリワークを施すことで、最高出力は740psから780psに高められる見込みだ。これはF12 tdfと同等出力である。

これにより2017年モデルは、3.1秒という現行モデルの0-100km/h加速タイムを更新することになろう。さらに敏捷性を高めるために、F12 tdfで採用したバーチャル・ショート・ホイールベースというアクティブ・リア・ステアリング・システムを搭載する可能性もある。

インテリアについては、GTC4ルッソで採用されたデュアル・スクリーン・インフォテインメント・システムが装備される見込みだ。

価格は、現行車のエントリーレベルである£241,073(3080万円)より高額になると考えられる。

なお、ハイブリッド・アシストを受けるV12フェラーリは、今回のモデルチェンジには採用されず、2020年を目処に登場するフル・モデルチェンジ版まで待つことになるようだ。


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