往年の名レーサー、ジョン・サーティース逝去

公開 : 2017.03.11 19:03  更新 : 2017.06.01 00:26

WGPとF1という2輪と4輪の最高峰のレースでチャンピオンを獲得した唯一のレーサー、ジョン・サーティースが死去した。

3月10日、往年の名レーサー、ジョン・サーティースが死亡した。2月に呼吸器の疾患でロンドンの病院に入院した後、昨日3月10日に静かに息を引きとったという。その時、彼の妻、ジェーンと娘のレオノーラとエドウィーナは彼の側にいることができた。

死の直前まで、彼はヘンリー・サーティース財団と、バックモア・パーク・カート・サーキットで精力的に働いていた。

彼の家族は、「最後まで彼のために働いてくれたセント・ジョージズ病院とイースト・サリー病院に感謝します。また、ここ数週間、彼のために多くのメッセージをいただいたことにお礼をいいます。葬儀の詳細は後ほど発表させていただきます」とコメントしている。

ジョン・サーティースは、MVアグスタに乗りWGP500クラスで1956年、そして1958年から1960年までの4回世界チャンピオンに輝き、20歳代半ばで4輪に転向。1964年にフェラーリでF1チャンピオンに輝いた。

また、1967年シーズンからは第1期のホンダF1に乗り、その年のイタリア・グランプリでF1生活最後の勝利を挙げた。

その後1970年からは自らのF1チーム、サーティースを立ち上げ、1978年までチーム・オーナーを努めた。

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