グランツーリスモ/グランカブリオ/クワトロポルテもMY18へ 空力や装備拡充 マセラティ

公開 : 2017.11.09 06:10

マセラティ・ギブリ、レヴァンテに続きグランツーリスモ、グランカブリオ、クアトロポルテの2018年モデルが発表されました。エンジンはそのままに、空力性能の向上に加え、安全装備やインフォテインメントが向上しました。

text & photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

もくじ

グランツーリスモ、グランカブリオ 空力向上
モニター、8.4インチへ 4.7ℓV8も健在
MY2018クワトロポルテ どう変わった?
MY2018 クワトロポルテの車両本体価格(税込)

グランツーリスモ、グランカブリオ 空力向上

マセラティの走りへの情熱を受け継ぐGTモデルであるグランツーリスモとグランカブリオ。2018年モデルではエクステリア・デザインが大幅に刷新されたのが特徴だ。

ピニンファリーナのオリジナル・デザインに最大限の敬意を払いながら、マセラティ・デザインセンターでリファインされたもので、併せて空力性能の向上も課題とされた。

フロントはバンパー・スカート部分左右の開口部が拡大されると共に、中央下部をウイング形状としたもの。リア周りではテールパイプとリアスカートのデザインが変更され、リアスカート中央にはより存在を強調したディフューザーが配される。

またオリジナル・デザインを手掛けたピニンファリーナに敬意を表してフロント・フェンダー後方下のバッジは以前と同じように残されている。

今回の課題のひとつであった空力性能の向上は、各部のエアフローを見直すことによりCd値はグランツーリスモで0.33から0.32に、グランカブリオで0.35から0.33へと改善されている。

インテリアにも変化がある。

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