フォルクスワーゲン 12台の中国専用SUV 2020年までに発売

公開 : 2018.03.27 17:10

フォルクスワーゲンの将来は中国がカギを握ります。現在中国市場で購入できるVWのSUVは3モデルだけですが、急速に高まる需要に応えるべく、2020年までにその数を12車種まで拡大するとレポートされています。さらに、電動化モデルも10台の投入予定。

もくじ

中国市場 SUV需要が急拡大
新型を次々投入 電動化モデルも

中国市場 SUV需要が急拡大

フォルクスワーゲンは、将来の成功のカギは中国が握っているとして、2020年までに12台以上の新型SUVを中国市場に導入する予定だ。

この大胆な戦略は、北京で開催された新型トゥアレグ発表の場で明かされた。ここでは、中国国内で開発された2台を含め、中国市場だけで販売される3台の新型SUVも公開されている。


SAIC(上海汽車)とFAW(中国第一汽車集団)を含めたフォルクスワーゲンの広範なパートナーシップのもと、昨年は320万台を中国市場で販売しており、市場シェアは13%以上を確保。このうち40万台がSUVであり、フォルクスワーゲンでは、2020年までに中国市場でSUVが占める割合は、販売台数全体の1/3にまで達すると予測している。

現在フォルクスワーゲンでは、中国市場向けに3台のSUVをラインナップ。ティグアン、トゥアレグと、中国仕様のテラモントだ。市場におけるSUV需要は急速に高まっており、2007年から2017年のあいだで、SUVの市場シェアは8%から45%へと急拡大している。

おすすめ記事