2018 Coppa del lavoro Italiano Open—新旧趣味車のタイムアタック

2018.03.18

恒例となった「ラヴォイタ」の2018年シーズン開幕戦が行われました。今回の「ラヴォイタ・オープン」は、年式や生産国を問わず参加でき、いつものイタ車以外のオーナーたちも1台ずつ計測するタイムトライアルを存分に楽しみました。写真70枚!

text & photo: Club Mother Head(クラブマザーヘッド)

ラヴォイタが今年も開催

2018年シーズンの幕開けとなる2018 Coppa del lavoro Italiano Open、通称「ラヴォイタ・オープン」が、いつもの名阪スポーツランドEコースで開催された。

1周1分弱のテクニカルコースを1台ずつのタイムアタックする形式で、コース上で競う会うレース形式ではないので、初めて挑む方や足の遅いクルマでも周りに気を遣わなくアタックできるのが特徴だ。

年式や生産国の参加制限が無いオープンさ

このオープン戦は年式や生産国の参加制限はないため、2017年製の最新型から最古は1959年のマシンまでという幅広いラインナップがパドックに並んだ。

しかし、新しいクルマが優位とは限らず、トップ10の中7台が1990年代までのクルマで、最も旧いオースチンヒーレーが15位と、ドライバーのスキルによって結果が左右されるテクニカルなコースなのである。

65台がタイムアタックを楽しんだ

今回は65台の参加を数え、練習走行を1回行った後に+本番走行を5本アタックして、その中のベストラップにより総合順位を競われた。

オープン戦の優勝はケータハム・スーパー7を駆る野々山選手が3連覇を果たした。注目したいのは初顔見せとなるロスマンズ・カラーで仕上げられた1972年アルファ・ロメオ・アルフェッタ・ベルリーナーを駆る奥平選手が3位に食い込んだこと。また、フランス勢と女性ドライバーの活躍が目立ち、いつにも増して見所の多いレースとなった。


終了後は全員を表彰するラヴォイタ名物の表彰式が行われた。入賞者だけではなく全員にトロフィが授与されるのは良き伝統だ。
続いて、参加者全員に行き渡る豪華で沢山の景品を、くじ引きで当選者が発表されるたびに大盛り上がりし、イベントは大成功の内無事に終わった。

73枚の写真で見る詳細レポートは、記事下の「すべての画像をみる」で公開中。

関連テーマ

おすすめ記事