フォルクスワーゲン・ラヴィーダ 中国専用の小型セダン 北京ショー

公開 : 2018.04.25 12:27  更新 : 2018.04.25 12:27

中国で最も売れてるフォルクスワーゲン、ラヴィーダの新型が北京ショーに登場しました。中国市場専売となるジェッタ級の小型セダンで、最大のトピックは、プラットフォームが従来のPQ 34からMQBへと刷新されたことです。

もくじ

中国におけるフォルクスワーゲンの稼ぎ頭
MQBへと一足飛びの進化
中国で売れるフォルクスワーゲンは欧州の2倍

中国におけるフォルクスワーゲンの稼ぎ頭

フォルクスワーゲンが中国で最も多く販売するモデルが、Cセグメント級セダンのラヴィーダである。そのフルモデルチェンジ版が公開された。この新型で狙うのは、中国の新車市場でシェアNo.1の座を、さらに強固なものとすることだ。

先代モデルは、昨年の中国市場における3ボックス車の販売台数を見てもトップ。45万台ほどが登録され、中国で売れたフォルクスワーゲンの、実に7台に1台がラヴィーダだった計算になる。

MQBへと一足飛びの進化

パサートはもちろん、同格となるジェッタよりもコンパクトで、フォルクスワーゲンとSAICの合弁企業が中国で現地生産する新型ラヴィーダ。旧型はゴルフIVに相当するPQ 34プラットフォームを使用していたが、これが新型ではようやくMQB一族に足並みを揃える。

デザインは、おなじみのフォルクスワーゲンらしいデザイン言語に、中国向けの味付けが加えられる。具体的には、フロントを横切るクロームパーツあたりが、中国人好みの化粧だ。

今回のショーでフォルクスワーゲンは、このラヴィーダのほか、アルテオンの中国仕様であるCCや、ショーに先駆け北京市内で発表された新型トゥアレグも展示した。

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像