大坂なおみ「集中できないときは歌ってます」 GT-Rで登場 NEXT GAME CHANGERS vol.1

公開 : 2019.11.11 19:10  更新 : 2021.10.11 09:25

日産は様々な分野でゲームチェンジを行ってきた選手をアンバサダーに迎え、未来の挑戦者を応援するプロジェクト「NEXT GAME CHANGERS」を10/16〜開始。プロジェクトの第1弾は大坂なおみ選手をフィーチャー。

未来の挑戦者を応援するプロジェクト

text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

日産自動車は、様々な分野でゲームチェンジを行ってきた選手をアンバサダーに迎え、未来の挑戦者たちの応援を行うプロジェクト「NEXT GAME CHANGERS」を10月16日からスタート開始した。

プロジェクトの第1弾として、2018年に日本人として初めて全米オープン女子シングルスで優勝を果たし、日本のテニス界を「ゲームチェンジ」してきた大坂なおみ選手が、次世代のテニス・プレーヤーを応援するイベント、「NISSAN×大坂なおみ presents NEXT GAME CHANGERS vol.1」が六本木ヒルズ・アリーナの特設コートで開催された。

日産自動車の伊藤執行役員と大坂なおみ選手によりオープニング。
日産自動車の伊藤執行役員と大坂なおみ選手によりオープニング。

今回は事前に一般公募された小学生4〜6年生の次世代キッズ・テニス・プレーヤーのなかから日産にちなんで23名が招かれ、大坂なおみ選手と一緒にテニスができて触れ合える貴重な経験の場となった。

「大好き」という日産GT-Rに乗って登場

オープニングでは特設コート横に真っ白な日産GT-Rに乗って大坂選手が登場するというショーアップも。さっそく子どもたちとテニスコートでランニングや球出しでウォーミングアップ。

続いてテニス・ゲームが行なわれ、大人顔負けの素晴らしいショットに「良いフォームで打っていていいわね」と子どもたちのプレーを誉めていた。

キッズ・プレイヤーたちからの質問に答える大坂選手。
キッズ・プレイヤーたちからの質問に答える大坂選手。

キッズ・プレーヤーからの質問コーナーでは「集中できないときはどうやって切り替えていますか?」との質問には、「集中できないときは歌を歌ってます。大会ではジャスティン・ビーバーを歌っていました」と独自の集中法には皆びっくり。

続いて大坂選手のメッセージが書かれた特大のキーが参加者全員にプレゼントされ、イベントの最後に子どもたちに向け、「みんな楽しかった? 楽しむことが一番大事なことよ」と、これからの未来を担うキッズ・テニス・プレーヤー達へエールが贈られた。

イベントを終えて大坂選手は、「とても楽しかったです。子どもたちは好きですし、みんなとても個性があって楽しめました」とコメントしてくれた。

大坂なおみ、来年に向けた抱負を語る

イベント終了後に行われたインタビューでは、様々な質問がなされると笑顔と共に答えてくれた。

――今年1年を振り返ると

イベント終了後に行われたインタビューでは、様々な質問がなされると笑顔と共に答えてくれた。
イベント終了後に行われたインタビューでは、様々な質問がなされると笑顔と共に答えてくれた。

「シーズンは色々と学ぶことがあって、様々な良い経験ができたと思っています。オーストラリアでうまくいっていて、それがアジア戦にも続くかと思っていましたが、そうはならなかったのですが、年末年始は調子がいいので、頑張っていければと思います」

――今年一番大きかった出来事は

「勝つことができた東レ戦だと思います。16歳の時に初めて戦って、ずっと勝ちたいと思ってました」

「決勝まで2回行って逃してしていたので、ぜひ勝ちたいと思っていました。それが実現できたので良かったです」

――来年に向けての気持ちについて

「来年はオリンピックもありますし、オーストラリアもディフェンディング・チャンピングになりますので、大きいと思います」

「USオープンの時もそうなんですが、いろいろ学ぶことができたので、オーストラリアも防衛できることを楽しみにしています」

「わたしは以前よりも良いプレイヤーになったと思うので、ぜひ一貫性を持って続けていきたいと思います」

――来年、東京オリンピックもある中でどんな1年にしたい?

「すべて勝って、金メダルも取りたいと思っています。可能性はあるんじゃないかと思っています。わたしが金を取りたいと思っているのはご存じかと思います」

「やはり子どものころからアスリートとして育っていればどんな人でも、やはり金メダルを目指して活動していると思うので、わたしもそのようにして活動しています」

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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