ランボルギーニ ・デイ・ジャパン2019 大阪で開催 200台がパレード

公開 : 2019.11.26 06:20  更新 : 2021.10.11 09:26

ランボルギーニ・デイが、大阪で開催。200台が市内をパレードし、特別仕様「JP 63」もお披露目。猛牛の世界をレポートしましょう。

ジーライオンに集合

text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)
photo:ランボルギーニ・ジャパン

イタリアのスーパーカー、ランボルギーニのイベント「ランボルギーニ・デイ」が、今年は舞台を大阪に移して開かれた。

これまで東京都内や横浜などの首都圏で行われてきたが、今回は大阪築港に位置する趣のある赤レンガ倉庫を活用したジーライオン・ミュージアムで、ランボルギーニの世界感を展開した。

限定車SVJ 63ロードスターが日本初公開。歌舞伎エディションJP 63もこの場で初披露された。
限定車SVJ 63ロードスターが日本初公開。歌舞伎エディションJP 63もこの場で初披露された。

今年のテーマは「out of the ordinary(非日常的)」で、ランボルギーニの特別な世界を紹介する場に。

エントランスには、ポロ・ストリコでレストレーションが行われたミウラを筆頭に、イスレロ、ハラマ、ウラッコ、LM002、カウンタックディアブロムルシエラゴ、チェンテナリオ・ロードスターまでの歴史を物語るクラシック・モデルが並べられ、参加者を出迎えた。

ドメニカリCEO来日

プレス・カンファレンスのオープニングで、この日のために来日したステファノ・ドメニカリCEOは次のようにコメントした。

「日本はランボルギーニにとって特別な国です。毎年開催されるランボルギーニ・デイはスペシャルなイベントでとても楽しみにしています」

ドメニカリCEO(右から3番目)から2019年の素晴らしい結果が報告され、歌舞伎エディションの説明がなされた。
ドメニカリCEO(右から3番目)から2019年の素晴らしい結果が報告され、歌舞伎エディションの説明がなされた。

「ランボルギーニは5年連続で売上記録を更新していて、今年は8200台の生産が予想され、日本でも650台の販売を達成しようとしています。わたくし共は日本でブランド力を高めることが重要であることを認識しています」

「2020年は日本にとってオリンピックの開催もあり特別な年となります。ランボルギーニとしても、日本にラウンジをオープンする予定で、アドペルソナムはこのラウンジを拠点に周辺にひろげてゆきたいと考えています」

「ランボルギーニと強い絆を築いてくれた日本のお客様の長年にわたるご愛顧に、改めて感謝を申し上げたいと思います。ぜひサンタガータ・ボロネーゼの本社にいらしてください」と述べた。

日本限定車 JP 63

メインの会場では日本限定のワンオフ歌舞伎エディションのJP 63と、今年のペブルビーチで発表されたアヴェンタドールSVJ 63ロードスターのアジア・パシフィック・エリア初お披露目が行われた。

アンベールに先駆けて歌舞伎エディションにちなみ、片岡愛之助さんによる連獅子が演じられ、その後にお披露目。

アドペルソナムのブースでは、アドペルソナム・プログラムで製作されたアヴェンタドールSVRを展示。
アドペルソナムのブースでは、アドペルソナム・プログラムで製作されたアヴェンタドールSVRを展示。

隣接する会場にはポロ・ストリコブースが設けられ、レストレーションを終えたばかりのミウラ・イオタSVRが展示され、圧倒的な存在感を放っていた。

このほかオフィシャル・アクセサリーの紹介に加え、スーパーGTを闘うウラカンGT3エボを展示。ランボルギーニの様々な顔が紹介された。

第3会場ではチェントロ・スティーレのデザイン・ドローイングを紹介するコーナーが設けられ、デザイン部門を率いるミティア・ポルケルト氏によるデザイン作業や、レンダリングの実演など、デザイン・ワークを目の前で見ることができた。

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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