【全く新しいEV】フィアット500e、2020年ジュネーブ発表へ プラットフォームはFCA開発

公開 : 2019.12.20 11:50

フィアットの新しいEVモデル、500eの詳細が明らかになりました。FCAグループ開発のEVプラットフォームを使用し、500らしさを維持しながらも、まったく中身の異なるクルマとなるようです。2020年ジュネーブモーターショーで発表されます。

もくじ

フィアットの新しいEVモデルが2020年にデビュー
500らしさを保ちつつ、中身のまったく違うクルマに
FCAのEVパワートレイン
500eモデルの詳細

フィアットの新しいEVモデルが2020年にデビュー

text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
Additional reporting :Jim Holder(ジム・ホルダー)Richard Bremner(リチャード・ブレンナー)

フィアットは、2020年に予定されているジュネーブモーターショーでのデビューに先立ち、新しいフィアットのシティカー、EV版500の再テストを行った。

現行500がベースとなっている新しいプロトタイプは、エクステリアについては明らかにされていないが、キャビン内部を垣間見ることが出来る。

フィアット500eプロトタイプ
フィアット500eプロトタイプ

ライバルであるミニのEVには、新しいインストルメントパネルと中央の大きなインフォテインメント・スクリーンが追加されるなど、大幅に改善されている。

センターコンソールの台座に取り付けられた新しいロータリーギアセレクターも特徴的だ。

フィアットは今年初め、EVシティカー事業とその生産ラインとなるイタリア・ミラフィオリ工場に7億ユーロ(850億円)の投資を行うと発表した。目標生産台数は8万台。

ガソリンエンジンを搭載し、スタイリングとテクニカル面のアップデートがほどこされた現行500と、新しい500eは並行して販売される。

500らしさを保ちつつ、中身のまったく違うクルマに

フィアットのボス、オリバー・フランソワによると、新しい500eはオーダーメイドのEVプラットフォームに搭載される。

パンダにヒントを得た新しいチェントヴェンティ・コンセプトがプロダクションになった場合、同じプラットフォームとなる可能性が高い。

フィアット・チェントヴェンティ
フィアット・チェントヴェンティ

500eは、フィアットがヨーロッパの小型EVシティカーにフォーカスしたブランドとなるための重要な要素となる。

「サイズとプロポーションはそのままに、500らしさを保ちながらも、中身のまったく違う新しいクルマになるでしょう」とフランソワは言う。

「EVモデルとして500を選んだのは、価格的な理由からです。現行500のエントリー価格で、500eを販売することはできませんが、カスタマーの半数以上はそれ以上のお金を支払っています。

2万4000ユーロ(290万円)は妥当な値段だと考えます」

「ライバルのEVモデルの価格は約3万2000ユーロ(390万円)前後です。EV購入時に付与される政府の助成金を考えれば、2万4000ユーロと3万2000ユーロの差は大したことはありません」とフランソワは言う。

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