フランクフルト・モーターショー:レンジローバー・イヴォーク

公開 : 2013.09.11 19:10  更新 : 2017.06.01 02:15

レンジローバー・イヴォークの2014年モデルがフランクフルト・モーターショーで発表された。最も大きな変化は、そのギアボックスに9速のオートマティックを採用したことだ。この9速オートマティックは、今年のジュネーブ・モーターショーのプロトタイプに見られたものでZF製。ガソリン1モデル、ディーゼル2モデルに装備される。

この9速オートマティックの装備によりランドローバーは、燃費を11.4%、CO2エミッションを9.5%向上させるという。最も燃費のよい148bhpの2.2ℓFWDモデルでは、23.9km/ℓ、129g/kmという数値をもたらす。

また、2014年モデルに搭載される新機構として、”オン・デマンド”4WDシステムがある。このシステムは、35km/h以上の安定した駆動状況では、燃費のためにFWDモードになるというもの。システムは300ミリ秒で自動的に切り替わる。

またeデフによるアクティブ・トルク・バイアシングと呼ばれるアクティブ・ドライブトレインもオプションとして装備される。これは、安定したトラクションをスタリビティを生み出すもの。更に、アンダーステアを解消し、機敏さと安定性を向上させるトルク・べクタリング・ブレーキング・システムは標準で装備されることとなる。

この他、パーキング・アシスト、レーン・デパーチャー・アシスタント、渋滞認知システム、浅瀬センサーも新たな装備となる。

この2014年モデルは、今年後半から発売が開始される。

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