【イメージを覆すスポーツセダン】キア・スティンガー改良新型 高級感アップ

公開 : 2020.08.17 18:50  更新 : 2021.03.05 21:36

韓国キアは、スポーツセダンのスティンガーに一部改良を施した2021年モデルを発表しました。エクステリアのスタイリング変更や内装のアップグレードを行い、快適性とスポーティな印象を強めています。

世界戦略のスポーツセダン

text:Will Trinkwon(ウィル・トリンクウォン)

キア・スティンガーが一部改良を受け、デザインの意匠変更とインテリアの更新によって、「グランツーリスモらしさ」を強調するモデルとなった。

このスポーツセダンは今年後半に各国で発売される予定だ。

キア・スティンガー
キア・スティンガー    キア

キアは今のところ韓国仕様車を公開しているが、欧州仕様の価格や詳細はまだ確認されていない。

フロントでは、LEDヘッドライトを「よりダークで、よりスマート」に見えるように意匠変更し、テールライトも車幅いっぱいに広がっている。

チェッカーフラッグをイメージ

リアのターンシグナルは、チェッカーフラッグを模したデザインに変更されたのも改良型の特徴だ。

キアのグローバルデザイン責任者であるカリム・ハビブは次のように述べている。

キア・スティンガー
キア・スティンガー    キア

「スティンガーは、エレガントさと快適さ、そして長距離ドライブのための大きな目的を表現しています」

パワートレインの詳細は不明だが、複数用意されることが分かっている。

よりパワフルなモデルでは、ワイドボアシルバーのエグゾーストチップやリアディフューザーを装備する。

また、スポーツ性を高めるために、新デザインの18インチおよび19インチ・アルミホイールを追加した。

スポーツ性と高級感を向上

エクステリアパッケージとして、ダークパッケージとブラックパッケージの2つを用意。後者は北米限定だ。

ダークパッケージは、多くの市場で最上級モデルに設定される。グロスブラックのディフューザー、ブラックのワイドボア・エグゾーストチップ、ダークカラーエンブレムなどが付属する。

キア・スティンガー(内装)
キア・スティンガー(内装)    キア

インテリアは大きく変更されていないが、新素材の採用によりラグジュアリー性を高めている。

ステアリングホイールやデジタル・インストゥルメントディスプレイにクロームパーツが追加されたほか、ダッシュボードとドアには仕様に応じてコントラストステッチが施される。

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