【新色オキサイド・ブロンズも】ハイラックス改良新型 トヨタが日本価格/内装を発表

公開 : 2020.08.19 19:50  更新 : 2021.01.28 17:53

トヨタ・ハイラックスの日本仕様が、マイナーチェンジを受けました。フロントフェイスが新しくなったほか、ディーゼルの燃費を向上。足まわりも進化しています。新色のオキサイド・ブロンズは、人気を呼びそうです。

日本仕様をマイナーチェンジ

トヨタのピックアップ・トラック「ハイラックス」が、日本でもマイナーチェンジを受けて発売された。

日本市場に再導入されたのは2017年。現在でも、国内唯一のピックアップ・トラックとして、ビジネスユーザーに限らず、スタイルにこだわるドライバー、30代のユーザーなど若い世代から人気を集めている。

改良新型ハイラックスに設定されたオキサイド・ブロンズメタリックの外装色。
改良新型ハイラックスに設定されたオキサイド・ブロンズメタリックの外装色。

今回の改良は、メカニカル面では、ディーゼル・エンジンが進化。

アイドリングストップ機能の追加によりWLTCモード走行燃費11.7km/Lを達成。JC08モードで比較すると、従来型に対し15%以上の燃費改善を果たしている。

足まわりでは、サスペンションの変更、VFC(パワステのオイル流量制御)機能の追加によって、操縦安定性・乗り心地を向上。

ZグレードにはオートLSDを追加し、コーナリング時・悪路で左右駆動輪にトルクを適切に配分することで、車両コントロール性能を高めた。

グリルは大きな台形に

デザイン面では、改良によって「ピックアップとしてのタフさ・力強さと、乗ってワクワクする楽しさを表現するシルエットを実現しました」と、同社は紹介。

具体的には、フロントフェイスが、台形の大型グリルによって厚み感を強調、グリルを支える構成としたことで逞しさを表現した。

改良新型ハイラックスに設定されたダークブルーマイカの外装色。
改良新型ハイラックスに設定されたダークブルーマイカの外装色。

また、日本専用のデザインとして、バンパーガード・ガーニッシュによりアクティブなイメージを強めている。

全体的には、薄型化したグリルの効果でワイド感が強まったことに加え、Bi-Beam LED化により新しい表情を手に入れた。

ハイラックス 改良型の内装は?

内装は、Xグレードにもオプティトロンメーター+4.2インチTFTカラー・マルチインフォーメーション・ディスプレイを設定し、視認性を向上。

また、メーター自体もリングのメッキ化など加飾の変更が施されている。

改良新型ハイラックスZの内装。インテリアカラーはブラック。
改良新型ハイラックスZの内装。インテリアカラーはブラック。

運転支援機能については、Zグレードに、プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート(ヨーアシスト機能付き)などの安全機能に加え、静止物の接近を表示とブザーで知らせるクリアランスソナー&バックソナーを標準で搭載した。

ボディカラーは、新たにオフロードでも映えるタフで上品な「オキサイド・ブロンズメタリック」、洗練されたイメージの「ダークブルーマイカ」の2色を含む全5色を設定している。

改良新型ハイラックスは、日本仕様では2グレードを展開。

Xの価格は347万1000円。Zは387万6000円となっている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

トヨタの人気画像