【エネルギーの常識を変える】ジャガー・ランドローバー 水素燃料の大型SUV 生産化を目指す

2020.09.29

サマリー

JLRが、水素燃料の研究に取り組んでいることがわかりました。再生可能エネルギーで供給される水素電力は、今後10年間でコストが下がると予想されています。大型SUVへの搭載をめざすそうです。

もくじ

本格的な水素燃料研究プロジェクト
大型モデルへの採用を検討

本格的な水素燃料研究プロジェクト

text:Hilton Holloway(ヒルトン・ホロウェイ)

ジャガー・ランドローバー(JLR)は、燃料電池パワートレインを積む大型モデルの開発を目的とした、本格的な水素燃料研究プロジェクトに取り組んでいる。

プロジェクト・ゼウス( Project Zeus)として知られるこの研究が成功すれば、次世代型レンジローバー・イヴォークが登場する頃には、燃料電池技術は生産モデルに使用可能となるだろう。

ランドローバー 水素燃料電動SUV AUTOCARイメージ図
ランドローバー 水素燃料電動SUV AUTOCARイメージ図

将来的には、より大きなモデルのゼロエミッション・バージョンとして採用されるようになるわけだ。

同社は現在、ジャガーIペイスに続いて、新型「ジャガーXJ」を含む、いくつかのバッテリー電気自動車(BEV)に取り組んでいる。

英国政府が、2035年までに内燃モデルの販売を禁止する計画を立てているため、水素燃料が、パワートレインの1つのオプションとなる可能性があるからだ。

同社のプロダクト・エンジニアリング・チーフのニック・ロジャースは、先日のオンラインイベントで、プロジェクト・ゼウスは「非常に重要だ」と説明している。

ロジャースは、運転可能な水素燃料電池コンセプトカーを、間もなく発表するだろうと付け加えている。

「環境への影響を最小限に抑えることのできる、適切な駆動システムを探しています」とロジャースは述べている。

「素晴らしいサポートを得て、開発と投資を行っています。水素は、ラインナップのキーとなるでしょう」

 

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