ロータスは売却しないとDRB-ヒルコムが言及

公開 : 2012.05.11 11:01  更新 : 2017.06.01 00:55

ロータスの新しいオーナーは、ノーフォークのスポーツカーメーカーに近い関係者に「譲渡は考えていない」と語っている。先週、ヘーゼルにあるロータスのヘッドクォーターを訪ねコメントをしてくれた、プロトンの新しい所有者であるDRB-ヒルコムの常務、ダト・サー・ハジ・モッド・カミル・ビン・ジャミルは、マネジメント・セクションを含めたスタッフを安心させるつもりでこう話したのだ。

ダト・ジャミルは「ロータスをどこかに譲渡することがDRB-ヒルコムにとって重要なプラオリティではない」とも語っている。

もちろん経営陣がヘイゼルのビジネスを理解するのには時間がかかるが、その間の財政的な支援はもちろん行うとも彼は述べた。ロータスの計画を作るには数ヶ月が必要だった。というのも、状況が複雑で慎重に決定する必要があったからだという。

マレーシアに拠点を置くプロトンは、1996年にロータスを獲得して以来、ロータスが重要な資産のひとつであると常に主張してきた。しかし3月前、プロトン自体が巨大なDRB-ヒルコムに買収されたのだ。

問題はマレーシアの会社法による60日間の資産凍結によって複雑になった。ロータスが野心的な拡大計画を実行中にもかかわらず、ロータスから現金を奪うこととなったのだ。しかし、その60日間の資産凍結も終わり、いまはエリーゼ、エキシージ、エヴォラといったモデルの生産が開始した。

ロータスは6月末のグッドウッド・スピード・フェスティバルでいくつかの現行モデルの派生バージョンを発表する予定でいるし、来年デビューさせる予定でエスプリの開発も行なっている。

しかし、仕事が再開したことはしたが、マネージング・ディレクターのダニー・バハールが示した5ヵ年計画に組み入れられている新しいモデルの開発については見解決のままだ。

ダト・ジャミルの声明によりひとまず安心することはできるが、それでもDRB-ヒルコムの長期的な決定によっては、ロータスのビジネスに悪影響がある不確実な状態になるのではと、ロータス・ウォッチャーは懸念している。

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