新型フォルクスワーゲン・ポロ日本発売 エクステリアデザイン刷新 4グレード展開/価格は?

公開 : 2022.06.27 11:45

フォルクスワーゲン・ジャパンは、新型「ポロ」を発売しました。エクステリアデザインが刷新されました。

エクステリアデザイン刷新

フォルクスワーゲン・ジャパンは、マイナーチェンジした新型「ポロ」を発売した。

「ポロ」は、1975年の欧州デビュー以来、これまでに全世界で1800万台、日本では1996年の本格導入以降、累計約30万台を販売する人気コンパクトハッチバック。

フォルクスワーゲン・ポロ
フォルクスワーゲン・ポロ    フォルクスワーゲン

新型は、エクステリアデザインの刷新により、先代より10-25mm伸び、全長4085mmに(全幅1750mm、全高1450mm、ホイールベース2550mmは先代同様)。

また、新たなデザインのフロントバンパーとリアバンパーにより、力強くスポーティな印象となった。

フロントは、ラジエーターグリルとLEDヘッドライトの組み合わせが新型「ポロ」の顔を構成しており、先進的な印象を与える。

LEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」の採用により、LEDヘッドライトとデイタイムランニングライトそれぞれのLEDストリップがヘッドライトの下縁に沿って縁取られることでユニークなシグネチャーを形成する。

また、この2本のLEDストリップのうち上部の長いストリップは、今回新型「ポロ」に初採用となったラジエーターグリルのLEDクロスバーと光学的に接続され、洗練された雰囲気を醸し出す。

リアは、立体的な新デザインのLEDテールランプを採用。

新型ポロに採用されているエンジンは全グレード共通の最新世代の1.0TSIエンジン(最高出力95ps、最大トルク17.9kg-m)。

先代と同じ排気量ながら、ミラーサイクル燃焼プロセスの採用やバリアブルターボジオメトリー機構の搭載に加え、ガソリンエンジンPMフィルターの採用により、厳しい環境規制にも準拠した高効率な最新世代のエンジンへと進化を遂げている。

上級モデルの装備を採用

新型ポロには上級モデルのパサートアルテオンなどに採用されている先進安全装備や快適装備を数多く採用。

同一車線内全車速運転支援システム「トラベル・アシスト」は、ドライバーがあらかじめ設定した車速内において前走車との車間、走行レーンの維持をサポート。

フォルクスワーゲン・ポロTSI Rライン
フォルクスワーゲン・ポロTSI Rライン    フォルクスワーゲン

また、LEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」は、フロントカメラで対向車や先行車を検知し、マトリックスモジュールに搭載されたLEDを個別に制御することで、最適な配光を可能としたシステム。

これにより、安全性を向上させるだけでなく、ダイナミックターンインジケーターとあわさって、右左折時の被視認性向上にも寄与する。

さらに、9.2インチの大型モニターを搭載した、フォルクスワーゲン純正インフォテインメントシステム「ディスカバー・プロ」を採用したほか、デジタルメータークラスターやタッチコントロール式エアコンディショナーパネルを採用。

グレード展開は4グレード展開。

従来の「トレンドライン」に代わりLEDヘッドライトなどを標準装備する「アクティブ・ベーシック」、「コンフォート」に代わりデジタルメータークラスター「デジタル・コックピット・プロ」などを標準装備する「アクティブ」、「ハイライン」に代わり「トラベル・アシスト」や「IQ.LIGHT」を標準装備する「スタイル」を設定。また、スポーティな専用内外装を纏った「Rライン」は引き続き設定される。

ボディカラーは新色のヴァイブラントヴァイオレットメタリックのほかに、キングズレッドメタリック(有償オプションカラー)、アスコットグレー、リーフブルーメタリックなど合計7色を用意。

グレードごとの価格(税込)

・TSIアクティブ・ベーシック:257万2000円
・TSIアクティブ:282万1900円
・TSIスタイル:324万5000円
・TSI Rライン:329万9000円

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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