BMWとMINIで魅せる プロコーティング作業工程
トラオムガレージの小澤です。
本日は、PRO COATING 作業工程についてご紹介いたします。
当店はカービューティープロ施工店です。
プロとして12年3か月数えきれない程の台数を施工してきました。
カービューティープロはスクールを開催しています。外装、内装、エンジンルームのトータルクリーニングを実車を使った講習で学び、新車・中古車を問わず、クルマ本来の輝きと美しさを保つための技術・理論を身につけます。
カービューティープロスクールではマンツーマンでの指導を基本としており、
期間内にしっかりと技術を習得できるようにカリキュラムをくまれています。
最終試験に合格しないと卒業が出来ません。
クルマは、走行を繰り返すことで新車時の光沢が減少していきます。
これは、大気中の汚染物質の付着や間違った洗車をすることで、塗装表面が劣化していくからです。
カービューティープロの技術はこのような汚染物質を専用液剤で完全に除去し、さらに塗装面の細かいキズを取り除きボディの下地を整えることから始まります。
そして最終的に保護効果の高いコーティング剤を塗布することで、新車時の輝きを取り戻した塗装面を長期にわたり守ります。
プロコーティングの施工工程はボディの状態チェックから始まります。
塗装面の状態を見て使用するケミカル、磨きの工程などを決めていきます。
洗車は、ホイールから洗浄します。
ホイールは内側までシッカリと洗浄。
足元が汚れていると車は綺麗に見えません。
そして、ボディの細部に至るまで綺麗に洗い上げます。
ボディの隙間、ドアヒンジ、モール、エンブレムと水垢が溜まりやすい箇所を酸性の溶剤で筆、ブラシを使い綺麗にします。
白い車などは、この作業をするだけで見違えるように綺麗になります。
汚染部質の除去作業が終了したらマスキング工程をおこないます。
塗装の薄いエッジ部や樹脂パーツをマスキングで保護します。
私は、この状態が一番好きな状態です。
これから磨くぞ、と言う臨戦態勢。どの様に磨き上げていくか考えている時、磨き終わった時の感じを想像している時、早く磨きたいという思い。この状態が一番ワクワクします。
いよいよ、ボディの磨きに入ります。
光沢復元の為のポリッシュ作業。
ここが、腕の見せ所になります。
塗装面をいかに平滑化することが出来るかで、最終的な仕上がりが変わるからです。
磨きの工程は3工程。汚れ、傷が酷い場合は4~5工程おこないます。
ファーストポリッシュで塗装面の傷やウォータースポットの除去。
スポットライトがボンヤリと映り込んでいます。
細かい洗車傷が多数。
セカンドポリッシュでファーストポリッシュで荒削りした塗装面を、塗装本来の光沢をハッキリと復元していきます。
荒削りの塗装面を平滑化していきます。
傷がなくなり塗装本来の輝きにファイナルポリッシュでコーティングを乗せるために、最終的に塗装面を整えます。
ポリッシャーでの磨きが終了したら、細部の手磨きで仕上げます。
ドアアウターハンドルやポリッシャーでは入らない細かな部分を丁寧に手磨き。
ボディを洗車します。
アルカリ性の洗剤でボディの脱脂を行います。
ボディーを完全に乾かし、コーティング剤を塗付します。
細かい部分までシッカリと手塗りして行きます。
コーティング塗付後コーティングの定着を確認しながら拭き上げていきます。
これが、なかなか大変な作業でして、
せっかく綺麗に磨いた塗装面を傷つけないよう、細心の注意を払って拭き上げ作業を行ないます。
傷が入ったら、また初めからやり直しになります。
未塗装パーツのコーティングも行います。
最後にタイヤワックスで汚れていたタイヤに輝きを与え、足元を引き締めます。
ホイールの内側が汚いと、この際に綺麗に引き締まらないので
洗車時に綺麗に清掃するんです。
ガラスコーティングは空気に触れることにより硬化が始まります。
コーティング塗付後、一晩、水などに触れないよう工場内で保管します。
以上がコーティング施工工程になります。
一台一台シッカリと洗車・磨き・仕上げ作業を行っております。
ですので最低3日は、お車のお預かりが必要になります。
スタンドなどのコーティングとは違いシッカリと磨き上げ仕上げますので
輝きが違います。
大抵のお客様は「自分の車!?」
「全然違うんだけど!!」
と言う反応をして頂いています。
コーティングを掛ける時は、そのお店にシッカリと磨きをしてくれるのか
磨きが出来る人がいるのか
確認をしてからご依頼をした方がよいです。
最後にファーストポリッシュのビフォーアフターです。
磨き前
磨き後
磨き前
磨き後