スコダ・ファビアの全貌が公開される

公開 : 2014.09.24 22:10  更新 : 2017.06.01 02:11

10月のパリ・モーターショーで公開される予定のスコダ・ファビアのエクステリアが以前公開されが、続いてインテリアも公開された。£10,000(170万円)からという値付がされるこのスーパーミニは、来年初めから販売が開始される予定だ。

関係筋によれば、もっとも経済的なモデルは32.2km/ℓという燃費を持つとも話している。

オクタビアに次いで、スコダでは2番めにセールスを記録しているファビアだが、昨年の200,000台という売上から、この新型によって大きく伸ばさなくてはならない使命を持っている。

新しいファビアは現行モデルよりと比べて、長さこそ4m未満と変わりないが、90mm広く30mm高いのが特徴。これはキャビン・スペースを改善するだけでなく、クルマに安定的なフォルムを与えることにもなる。ブート・スペースはおよそ330ℓという。

スコダのチーフ・デザイナー、ジョゼフ・カバーンは、この新しいファビアによってブランドのデザイン言語がシフトすることとなると語っている。今までのスコダは、機能性を重視したデザインであったが、今回はスポーティな要素を積極的に取り入れたことによって、若々しくなったという。

プラットフォームは、今年マイナーチェンジを受けたフォルクスワーゲン・ポロにも使われるPQ26が仕様される。エンジンは、EU6対応でフォルクスワーゲンUp!やスコダ・シティゴで使用される1.0ℓ3気筒がエントリー・レベルだ。その上に、90psから110psを発揮する1.2ℓ4気筒ターボがラインナップされる。DSGデュアル・クラッチは、4気筒モデルにオプションで設定される。

また、75ps、1.4ℓターボ・ディーゼルは、32.2km/ℓという燃費と82g/kmというCO2排出量をマークするグリーンライン・ディーゼルである。

重さは、1.0ℓモデルでは980kgと1トンを切るという。

第2世代までは設定されていたvRSモデルは、この新しいファビアには設定されないようだ。その代わり、モンテ・カルロ・バージョンが用意されるようだ。このモデルは15mm低いシャシーと、15のボディ・カラー、そして3つのトリム・レベルを持つという。

関連テーマ

おすすめ記事