スペシャルショップ

NBロードスターのウィークポイントをムダなく直すには?

羽鳥鈑金塗装工業所の羽鳥です。

弊社では歴代のユーノス/マツダ・ロードスターのお客様も多いのですが、数多くの個体を見ていると、その車種に独特なボディのウィークポイントがあることに気付きます。

こちらはNB型ロードスターのお客様。最近このクルマを手に入れられ、永く乗っていきたいということでのご来店でした。見てみるとボディのあちこちにサビが見られたので、点検してみると、やはり左右のサイドシルからリアフェンダーにかけてのパネルが腐食していました。

これを修理するにはパネルの腐食した部分を切開してフタをするわけですが、複雑な三次元形状をしているので、鉄板から作るにしても時間はかかるし、納得のいく形状が出せるかというと難しいのです。

となると、メーカーから新品のボディパネルを取り寄せて交換となるのですが、これがリアフェンダー部まで丸々一体になったモノ。そのまま使うとリア周りのパネルをほぼ半分交換するような大手術になってしまいます。しかし、実施に必要なのはそのごく一部だけなんですね。人間で言えば皮膚移植手術のようなもので、できれば移植する部分は最小限に済ませてあげるのが、そのクルマのためだと思うのです。

捨てる部分は少なく、長い目で見てもクルマにとってもオーナー様にとっても優しい修理方法とは? と考えてみました。さて、どうしたかというと・・・

羽鳥鈑金塗装工業所

神奈川県横浜市都筑区川向町922-20
TEL : 0120-471-980(フリーダイヤル)/ 045-471-9800
営業時間:9:00〜21:00 定休日:日曜日(ただし連絡いただければ受付対応は可能)
http://www.hatori.co.jp/ E-mail : [email protected]