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いすゞピアッツァの燃料タンク内部の錆修理その3 タンクはキレイ プラグも換えて好調に


こんにちは、羽鳥鈑金塗装工業所の羽鳥です。
お正月に行った、いすゞピアッツァの燃料タンク洗浄。
内部にはびこっていたサビを可能な限り追い出し、
地金がむき出しのタンク内部をサビから保護するために
エンジンオイルを含んだガソリンをぐるっとタンク内壁に回しました。
 


タンク洗浄時にタンクから出てきたサビ色の液体。
 



・・・を乾燥させてみた。
さながらサビのふりかけである。

このチップ状のサビの破片はタンクの底面ではなく、壁面に付いていたサビだと思われます。
のぞき込んだ際にかなり壁面にもサビが付いていたので・・・

そりゃ、燃料フィルターも詰まりますね。

で、燃料タンクを車体に取り付けるのですが、


タンクの中に入る燃料ゲージにも変質した燃料のカスが付いていますので


ブラシ&給油でキレイに動作するように努めます
インタンク式の燃料ポンプも同様です。
 
 
そして燃料タンクを車体に搭載し・・・


エンジン始動
調子は良いぞ!! 完成かと思いきや・・・
翌日にエンジンを始動すると“ボソボソ・・・”と調子が悪くなった・・・
「え〜、コレでもダメなの?」と点検。


スパークプラグを点検すると、2番と3番のプラグが焼けていないが
ガソリンで濡れてカブっているので、ガソリンは来ているようだ。
その他には異常なし。

プラグを掃除するとしばらくは調子良いが、すぐにボソボソと・・・
でもプラグは濡れていて、燃料は来ている。

そこで1番と4番、2番と3番のプラグを入れ替えてみると
今度は逆に1番と4番がカブる・・・


スパークプラグがダメになっているようです。
部品を注文するも、お正月明けですぐには入荷しないので、
試しに手持ちであった同サイズのプラグを付けてみると
ブォーンと調子よく吹け上がった! その後も調子の良さは変わらず。

以前は数十分、エンジンを動かしたまま放置すると、錆カスを燃料ポンプが吸い上げて
調子が悪くなっていたのですが、今や30分経ってもエンジンはすこぶる快調!

その翌日も調子を見る・・・
うん、悪くない!

そして問題ないことが確認できたら


積載車に積み込み、ガソリンスタンドでガソリン満タンに・・・
 
ガソリンをタンクに満たしておけば、少しはサビを防げる。
同時に少しエンジンオイルを混ぜてオイルの膜でタンクを保護する。
そしてクルマを動かすときにはいつも調子を見て確認・・・うん、調子は良さそうだ。
 
さて、これより時間を見つけて整備をして車検となります。
左フロントのアッパーアーム・ボールジョイントのブーツ切れが見つかったので交換をします。
以上、ピアッツァのガソリンタンクの経過は進展がありましたらまたご報告を・・・

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