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半世紀前のトラック修理 ミイラ取りがミイラに 修理中に壊れた他の部分を直しながら、さらに壊れる


こんにちは、羽鳥鈑金塗装工業所の羽鳥です。
オーバーヒート予防のために冷却ファン装着を依頼された昭和41年式のトヨエース・トラック。
しかしながら半世紀も前のクルマゆえに、作業を進める内に
様々な問題が発覚し、電源周りの配線を作り直すことに。

そんな作業を行っていると、その修理の大筋とは関係ない部分が
ボロボロと壊れていきます。
今回の作業中に私が壊した部品を何とかしないといけません。
 
それはこちら


室内のヘッドライト裏にある、水抜きドレンのホースが、
配線の処理をしていたら『ポロっ』と折れた?
というか元々、すでに機能はしていなかったと思われるが、壊れた。
いや、壊した。

当然、新品部品の供給などは期待できないだろう・・・
ということで、なんとかしなければならない。
たぶん、そのままトボけてもわからないような部分だが、
それも良くない。
 
で、まずはヘッドライトを外す・・・


裏側からランプユニットを収めているハウジング、いわゆる『お釜』を外します。
プラスねじ4本で固定されているのですが、それが固着しているので、
ネジを折らないように、なんとか外す。
 
もうネジも古いモノなので、なんとか外せても・・・


プラスねじの頭がグズグズでナメる寸前です。
これじゃあ、取り付けるときにネジを締めるのも一苦労です。

手っ取り早くネジを交換してしまえば解決なのですが、
それではこの当時のネジが醸し出す『オリジナル感』が損なわれてしまいます。
何でもかんでもピカピカにキレイになれば良いってもんじゃない。
 
そこで、このネジ頭のプラスの部分を補修します。


万力にネジを固定し、ネジの頭を軽くハンマーで叩く。
頭が少しつぶれてしまったのは残念ですが、
プラスを活かすためには仕方ありません。
 


そこにプラスビットを差し込んで軽く叩きます。


どうよ!?
これでプラスドライバーもしっかりと掛かります。
こうして外したネジ一本も良い具合に直してあげながら作業を進める・・・
ていうか、これこそ本筋から離れた部分なのですが、
壊れた部分を直すために外すと、他が壊れるので、
ちっとも前に進まないんですね、こういう旧いクルマ。
半ばレストア状態に突入してまいりました・・・
 


そして、やっと外れたヘッドライト。
ゴムの経年劣化で、排水のドレンパイプが壊れたのを修理していたのですが、
なかなか作業が進まない・・・というのが旧いクルマ。
それが醍醐味とも言えますが・・・

さて、ようやく本筋の作業(?)に戻ります。
続く

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