トラオムガレージです。

アウディA5スポーツバック　クーラント漏れ、ウォーターポンプ交換のニュースです。

今回はアウディのお客様です。

どのような相談でしょうか、早速見ていきましょう。

埼玉県東松山市からお越しのお客様で、クーラント量警告が出るとのご相談です。

クーラント漏れを確認したところ

アンダーカバーが赤い液体でべっとり。

漏れ箇所は、インマニ下から漏れているようです。

加圧テストした結果

ウォーターポンプとシリンダーブロックの繋ぎ目から漏れ出して来ました。

今回は、年数と走行距離も10万キロ以上と言う事で

ウォーターポンプ本体での交換を行います。

ウォーターポンプはインマニ下にあるので

スロットルボディー廻りを外さないと見えて来ません

スロットルボディーを外しても、エンジンワイヤーハーネスが邪魔で確認しずらいですが

ラジエターからのアッパー/ロアーホースが付いているのがウォーターポンプです。

ハーネスとホースが入り組んでいます。

この中からウォーターポンプを取り外します。

ウォーターポンプを取り外した後のブロック側の写真になります。

ガスケットがブロック側に残ってしまっているので

オイルストーンで綺麗に清掃してから取り付けていきます。

取り外したウオーターポンプのガスケットを触ると

ゴムなので本来弾力が有るはずが

劣化してカチカチでまるでプラスチックみたいです。ガスケットを取り外そうとするとパキパキ割れます。

これでは、気密性が保たれませんよね。

こちらの、ウオーターポンプの駆動方法がまた面白い構造になっています。

エンジンからカウンターシャフトが出ていて

その回転をベルトで繋ぎウオーターポンプを回転させています。

BMWでは見た事のない構造ですね。

メーカーにより色々と取付方が違うので

でも、この構造にするメリットとは、、、

構造が複雑で構成部品も多くなるのでコストがかかるのでは、など色々考えて整備していていると

整備って面白いですね。

新品を取り付け

クーラントのエアー抜を行い加圧テストをして作業は完了です。