クルマ漬けの毎日から

2017.07.15

ドイツ南部に開設されたマツダ・ミュージアム。クロプリー編集長が訪問してきました。なぜこの地に、マツダのヘリテージが集まるのでしょうか?

独マツダ・ミュージアム 世界が見たマツダ草創期 スティーブ・クロプリー編集長

Mazda produced some extremely innovative cars in its earliest days

 
個人が所有する、世界にふたつとないマツダの自動車ミュージアムから戻ってきたばかりだ。このミュージアムは今年5月にドイツ南部のアウクスブルクにオープンしたばかりである。

設立者のヴァルター・フライは第二次世界大戦の終戦時に避難民として、手押し車に一家の全財産を載せてアウクスブルクにやって来た。

 
フライはこの地が気に入り、もし頑張って働いてそれが報われれば、二度と貧しい暮らしを送ることはないだろうと思った。

彼は1970年代にドイツにおけるマツダの先駆けとなった販売店を営み、かつマツダのエンスージァストになる。そして、息子のマーカスとヨアヒムの助けを借りて、この家族経営のビジネスを成功させた。また、収集した120台のマツダのうちの多くを個人的にレストアしたという。
 

 
 

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