クルマ漬けの毎日から

2020.10.26

サマリー

イギリスでは「ヒルクライム」と呼ばれる、上り坂を走るタイムトライアルが人気です。クロプリー編集長は、アバルト70周年の記念モデル「695セッタンタ・アニヴェルサーリオ」でヒルクライムに参加しました。

【クロプリー編集長コラム】アバルト70周年の記念モデル ヒルクライムで軽快に疾走

もくじ

アバルトでヒルクライム
平日と週末 二役こなすアバルト

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

アバルトでヒルクライム

イギリスでは感染症が再び拡大し、多くの地域で行動制限が設けられている。

そうした状況下で、私自身はこれから楽しい1週間を過ごそうとしている。

そのことに罪の意識を感じながらも、ヒルクライムに向けて活動的かつ刺激的な朝を迎えていた(感染症対策は、可能な限りすべて実行済み)。

この日、イングランド西部のウースター近郊にあるシェルズリー・ウォルシュでは、最新のアバルトが集合し、1000yard(約915m)の急勾配コースでタイムトライアルに挑もうとしていたのだ。

イギリスでは、アバルトの販売は好調だ。

2年前には年間販売台数は5000台を超え、イタリアのスポーツモデルのなかでナンバー1になった。

今回のヒルクライムで私が試乗するのは、アバルト70周年を記念して登場した最上級スペックの「695セッタンタ・アニヴェルサーリオ」。

価格3万ポンドのこのモデルには、最大限の装備が与えられており、最高出力は180bhp(182ps)と発表されている。

平日と週末 二役こなすアバルト

695はとても速い。

高度な技術を必要とするシェルズリーのS字の正しいライン取りについて、チーフインストラクターに指導を受けた後は、特にそう感じた。

アバルトの短いホイールベースは素晴らしいし、運転もしやすい。しかし、強いトルクステアは抑えられていない。

それでも、クルマのコンディションを常に良い状態に保つことを最優先するというよりは、日々のドライブを楽しみ、かつ週末にモータースポーツにも参加したいという人に、アバルトは1つの選択肢となるだろう。

AUTOCAR 英国版 編集長 スティーブ・クロプリー

オフィスの最も古株だが好奇心は誰にも負けない。新しく独特なものなら何でも好きだが、特に最近はとてつもなくエコノミカルなクルマが好き。クルマのテクノロジーは、私が長い時間を掛けて蓄積してきた常識をたったの数年で覆してくる。週が変われば、新たな驚きを与えてくれるのだから、1年後なんて全く読めない。だからこそ、いつまでもフレッシュでいられるのだろう。クルマも私も。
 
 
 

人気記事