クルマ漬けの毎日から

2020.11.08

サマリー

英国の老舗自動車メーカー、モーガンに新築のビジターセンターが完成しました。ここは、1909年創業の伝統あるモーガンと、モーガンを愛する人たちを繋ぐ場所であると同時に、だれでも気軽に訪れることができる場所です。

【クロプリー編集長コラム】英国モーガンに「ビジターセンター」誕生

もくじ

多目的な「ビジターセンター」
変化を恐れない モーガン
カフェ だれでも歓迎

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

多目的な「ビジターセンター」

モーガン本社があるウスターシャのマルヴァーン(イングランド西部)へ取材に出かけた。

モーガンではロックダウンの期間に、新しいビジターセンターの建築作業が進められていた。熟練の木工職人の手により完成したこの新しい施設を見に来ませんかと、ずっとお誘いをいただいていたので、今日はとても楽しみだ。

新設されたビジターセンター。(11月5日よりイングランド全域で再びロックダウンになったため、工場見学も含め現在休業中。:AUTOCAR JAPAN編集部)

ここは、単なるビジターセンターではない。モーガンの販売店でもあり、またレンタカーの拠点でもあり、モーガンを借りることができる。

それにミュージアムも、カフェもある。

さらに、モーガンの歴史や記録が保管されている資料室もあり、またショップではクルマ関連のさまざまなグッズが販売されている。

端的にいえば、年に3万人が訪れる場所としてふさわしい施設なのだ。モーガンでは、工場見学も再開しており、オンラインで申し込みができる。

変化を恐れない モーガン

そうは言っても、伝統を重んじる少量生産のモーガンというところは、現代性という点では何も変化しない場所の1つだろう、と思っている読者もいらっしゃるかもしれない。

ところが、そうではない。

モーガン・プラス・フォー

モーガンには創造性豊かな若者たちが大勢いて、デザイン、エンジニアリング、マーケティング、購買、宣伝、PRなどで重要な役割を担っている。

彼らは、モーガンのブランド価値に合うことであれば、変化をまったく恐れてはいない。楽しみな新たなモデルが登場するのは、それほど先のことではないだろう。

カフェ だれでも歓迎

話は戻るが、もう1つお伝えしておきたいことがある。それはビジターセンター内のカフェについてだ。

モーガンはこのカフェに、クルマ好きな人たちにいつでも気の向いた時にお立ち寄りいただきたいと思っている。予約は不要だ(ただし、工場見学は要予約)。

駐車スペースもあるし、どのクルマでお越しいただいてもかまわないとのこと。

お茶の用意はいつでもできている。さあ、モーガンへ行こう。

AUTOCAR 英国版 編集長 スティーブ・クロプリー

オフィスの最も古株だが好奇心は誰にも負けない。新しく独特なものなら何でも好きだが、特に最近はとてつもなくエコノミカルなクルマが好き。クルマのテクノロジーは、私が長い時間を掛けて蓄積してきた常識をたったの数年で覆してくる。週が変われば、新たな驚きを与えてくれるのだから、1年後なんて全く読めない。だからこそ、いつまでもフレッシュでいられるのだろう。クルマも私も。
 
 
 

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