クルマ漬けの毎日から

2021.02.28

ロータスの新スポーツカー「タイプ131」の生産は、2021年にスタートする見込みです。このニュースを聞いた多くのロータス・ファンは、新型車がどのような名前でデビューするのか、とても気になっているようです。

【クロプリー編集長コラム】次世代ロータスの名前は?

もくじ

「タイプ131」のモデル名は?
もし、私が名付けるならば……
不滅のロータス それはあのクルマ

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

「タイプ131」のモデル名は?

ロータスは、現行の3つのスポーツカー(エリーゼ/エキシージ/エヴォーラ)の生産を段階的に終了し、「タイプ131」と呼ばれる新たなモデルへ移行すると発表した。

このニュースを聞いたファンの間では、数多くの質問が浮かんでいる。

エキシージ・スポーツ390、エキシージ・スポーツ420、エリーゼ・スポーツ240の「ファイナルエディション」は日本でも発売に。

なかでも興味深いのは、エリーゼ、エキシージ、エヴォーラといったロータス伝統の名前は、タイプ131の正式名として採用されるのだろうか、という点である(言うまでもなく、エラン、エリート、エスプリという名についても、同様に注目されている)。

もし、私が名付けるならば……

もし私がその名を決められるのなら、親しみのある2つの名前を次世代モデルにつけるだろう。

その理由の1つは、新しい名前を見つけたり、考えたりするのはとても難しいことだからだ。

ロータスの創業者、コーリン・チャップマン

だが、もっと大きな理由は、創業者コーリン・チャップマンの時代にエネルギッシュに、猛スピードで進められた技術的進歩とつながりのある名前にしたいと考えるからだ。

過去のモデルのなかから私が選ぶ次世代モデルの名は、「エラン」と「エリート」になるだろう。だが残念ながら、だれも私に新型ロータスの名付け親になってほしいとは思っていない。

不滅のロータス それはあのクルマ

ロータス・エリーゼの記事を読んだのをきっかけに、創業者コーリン・チャップマンが初期に手掛けた、あるモデルのなかに宿る独特の素晴らしさに思いを馳せた。

このモデルはいまも存続しており、おそらくこの先もずっと生き続けるだろう。

その名は、セブン。かつてロータス・セブンと呼ばれた、現在のケーターハム・セブンだ。

ケーターハム・セブン

以前ジャーナリストたちは、声を大にしてセブンの死を予想したし、そういう時代を私は何度も見てきた。彼らがそのように予想した理由は、優れた技術者たちはそろそろ、セブンとは異なるもっと良いアイディアを持っている頃だろうと考えたからだ。

だが、技術者たちが生み出したのは、セブンの後継というよりは、別の可能性を持つクルマだったのだ(その代表はアリエル・アトム)。

いま私は、EVのセブンを想像している。まったく新しい、特別な楽しみを与えてくれるセブンになることは、まちがいない。

AUTOCAR 英国版 編集長 スティーブ・クロプリー

オフィスの最も古株だが好奇心は誰にも負けない。新しく独特なものなら何でも好きだが、特に最近はとてつもなくエコノミカルなクルマが好き。クルマのテクノロジーは、私が長い時間を掛けて蓄積してきた常識をたったの数年で覆してくる。週が変われば、新たな驚きを与えてくれるのだから、1年後なんて全く読めない。だからこそ、いつまでもフレッシュでいられるのだろう。クルマも私も。

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