乗ってわかった ブリヂストン・レグノ 静粛性×乗り心地×運動性のグレートバランス

公開 : 2022.04.04 11:55

ブリヂストン・レグノにはGR-XII、GRVII、GR-Leggeraの3種類があります。今回は渡辺敏史氏がGR-XIIに試乗し、レグノ全体の魅力を探ります。

もくじ

ブリヂストンの「グレートバランス」
レグノGR-XII 乗るとどう感じるか?
数あるなかから「選ばれる」理由とは
ミニバン/軽自動車専用に設計されたレグノも気になる

ブリヂストンの「グレートバランス」

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自動車用タイヤの世界に、安全性や耐久性、スポーティネスのみならず、それらを包括した上で乗り心地や静粛性などの「上質」という概念を織り込んだエポックメイキングな存在。

ブリヂストンの高級タイヤブランド、レグノは1981年の登場からは40年以上の時を重ねている。

世のハイソカーブームを足元から支え、普及し始めた輸入車のパフォーマンスを受け止め、日本車の長足の進化に呼応するようにその性能を高めてきた。

現在、レグノシリーズはアッパーセダンやプレミアムコンパクトのユーザーを中心に愛されてきた従来のラインナップの延長線上にあるGR-XII(ジーアール・クロスツー)に加えて、高重心のミニバン専用設計のGRVII(ジーアールブイ ツー)、車内の静粛性向上やロングライフにも拘った軽自動車専用設計となるGR-Leggera(ジーアール レジェーラ)と、3つのキャラクターで構成されている。

左から順にGR-XII(ジーアール・クロスツー)、GRVII(ジーアールブイ ツー)、そしてGR-Leggera(ジーアール レジェーラ)

各々狙いどころは多少異なれど、貫かれるのはタイヤに求められるどの項目にも妥協せず高度化する「グレートバランス」だ。

今回はこれら3種のうち、ど真ん中ともいえるGR-XIIの試乗を通じてレグノシリーズのパフォーマンスを再確認する。

ブリヂストンのレグノ3モデル 公式サイトをみる

記事に関わった人々

  • 執筆

    渡辺敏史

    Toshifumi Watanabe

    1967年生まれ。企画室ネコにて二輪・四輪誌の編集に携わった後、自動車ライターとしてフリーに。車歴の90%以上は中古車で、今までに購入した新車はJA11型スズキ・ジムニー(フルメタルドア)、NHW10型トヨタ・プリウス(人生唯一のミズテン買い)、FD3S型マツダRX-7の3台。現在はそのRX−7と中古の996型ポルシェ911を愛用中。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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