ホンダCR-V 1.6 i-DTEC 160 EX

公開 : 2015.01.23 23:40  更新 : 2017.05.29 19:09

■どんなクルマ?

実は、英国におけるホンダ製SUVの売れ行きに苦渋しているメーカーは多い。1997年に初めてCR-Vが販売された時から全世界通算で750,000台、2014年だけでもヨーロッパで50,000台が販売されているのだからライバル・メーカーの気持ちもよくわかる。

しかしながら当のホンダはまだまだ満足していない様子。ヘッドライトやテールランプ、フロント・グリルを改変した2015年版をデビューさせたのが、その証拠である。

ルックス以外にも、乗り心地やハンドリングをさらによくするために、タイヤを外側に張りだしたうえでキャンバー角をネガティブ方向に増やし、フロントのサスペンション・ブッシュとナックルアームを新型にするなどの工夫が施されている。

また車内の居住性をたかめるためにドアのシーリングが見なおされており、インフォテインメント・システムも最新版へと移行した。シティ・ブレーキングは全グレードにわたって標準装備となる。

しかし特筆すべきは、やはり160psの1.6ℓディーゼル・ユニットのことだろう。先代の2.2ℓと5速ATとの組み合わせに対して、新型の9速ATとのコンビは低回転域の強大なトルクを約束し、燃費向上にも期待できる。

■どんな感じ?

2WD版のCR-V 1.6 i-DTEC 160は6速MTのみの設定となってしまうので、バジェットが許すならば、9速ATのためだけにでも4WDを選ぶ価値はある。

9速ATは低回転域でも変速マナーが秀逸であるうえ、アクセル・ペダルを踏みこみ、低いギアに移行する際の迷いやラグも皆無だ。

1.6ℓディーゼル・ユニットが2000rpmから発揮する力強いトルクを引き出しやすいのも、9速ATの特徴だ。ディーゼルそのものもSUVに似つかわしくない回転域まで回さないかぎり、いつだって落ち着き払っている。

 
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