トヨタは、パリ・モーターショーの前に、フェイスリフトしたヴァーソを公開した。

この7シーターのヴァーソは、現在のトヨタのデザイン・テーマに従って造られ、新しい台形のフロント・グリルとパンバー、そして大きくなったバッヂとクローム・トリムが採り入れられた。また、ヘッドランプもリデザインされ、LEDデイタイム・ライトが装備され、オプションでディスチャージ・ヘッドランプも選べるようになった。また、新しいデザインのドア・ミラーと17インチ・ホイールが装備され、ボディ・サイドのデザインも若干変化している。

インテリアは、サテン・ブラック仕上げとなり、シート表面とデザインも変更となった。新しいAピラー・デザインによって、風切り音が少なくなったのも特徴だ。

ベルソのブート・スペースは155リッターで、後部座席を折りたためば440リッターまで拡大する。

エンジンは、既存の2.0リッター・ディーゼルと2.2リッター・ディーゼルが用意される。2.0リッター・ディーゼルはCO2排出量が130g/kmまでに落とされた。また、2.2リッター・ディーゼルは6速マニュアルとセットだと175bhp、6速オートマティックとのセットだと148bhpという出力だ。

1.6リッターと1.8リッターのガソリン・エンジンも用意される。

ボディは溶接点を増やしたことによって剛性が上がり、サスペンションはよりスムーズな乗り心地となるよう見直されている。