ベントレー・ベンテイガ

公開 : 2015.11.18 23:30  更新 : 2017.05.29 19:02

SUV界に対するベントレーにとって初めての一投。

■どんなクルマ?

ベントレーが初めて送りだすSUVの名はベンテイガ。従来のベントレーから抜本的に方向性を変えたモデルである。抜本的な方向転換といえども外観はどう見てもベントレー。言うまでもなくデザイン言語は共通である。

アピアランスに対してはジャッジを下す権利はないが、仮にベントレーが ‘ベントレーらしさを堅持する’ という目標を掲げていたのならばミッション成功といえよう。

ちなみにベントレーはこれまで(そしてこれからも)、アルナージの後継であるミュルザンヌ、フライング・スパー、コンチネンタル・クーペ/コンバーチブルをラインナップしている。

しかし世の好みは常に変わりゆくもの。莫大な資金をもつ世の人々は、スーパーカーや空港の送迎リムジンと見間違えられそうな大型サルーンを所有するよりも、大型SUVに惹かれるようになっていったのである。

だからこそレンジローバーが売れ、ランドローバーも恩恵を受けている。この ‘食物連鎖’ の変化の限界がいつやってくるのかはわからないが、£160,200(3,007万円)のベンテイガが現れた。さらにロールス・ロイスからもSUVのデビューが予定されている。世のなりゆきを見守るとしようではないか。

1998年にフォルクスワーゲンがベントレーの親会社になってからというもの、フライング・スパーやコンチネンタルと同様にベンテイガはその恩恵をフルに受けたモデルといえるかもしれない。

アンダーピンに使用するMLB-エボ構造は、アウディのフラッグシップSUVであるQ7が使用するもの。こちらのプライス・タグも大台を超えている。

5.14mの全長はQ7よりもはるかに大きいという程ではないし、7座を収めるための3mのホイールベースもQ7より2mm短い。要するにサイズはQ7とほとんど変わらないというわけだ。

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