Classic Car Rally 沖縄

2016.1.23〜24

text & photo:Gumi Ogata (小方具美)

 
沖縄本島では初めてというクラシックカー・ラリーがクラシックカー・ラリー沖縄実行委員会により開催された。参加者の多くは、本州からフェリーで愛車を運んだのである。全車、無事に沖縄に到着。

1月23日の朝、北谷に集合した車たちは、スタッフの声援に送られて1台ずつゴールを目指してスタートを切った。生憎この日は日本列島から台湾までもが冷え込むという、この冬一番の寒気に見舞われてしまった。常夏の島も観測史上最低気温を更新し、北部では雪さえ降り、雪を知らない人たちは初めて見た雪に驚いたという。

そんな思いがけない荒天のなかを参加者は走った。これまでにも多数のクラシックカー・ラリーに参加してきたベテラン選手が多く、沖縄という場所でのこの天候が意外なだけで、それはそれで楽しむ余裕のある人たちだった。

これだけの準備をした主催者も大変だったろうが、この天候でも黙々と仕事をこなしていくスタッフも大変だったに違いない。だが、今回のスタッフはいつもは参加者として数々のイベントで走ってきた人たちなので、参加者の気持ちが良く理解していたのである。それだけに、参加者が無事に完走できるように様々な困難があっただ、難なくやり遂げて素晴らしいイベントにしてくれた。

その素晴らしい内容は、表彰式のおりの参加者たちの笑顔から窺い知ることができるだろう。ルートは主に沖縄本島の南部で、天候が悪くとも海は青く、美しく、沖縄まで来た甲斐は十分あった、と参加者は異口同音に述べていた。

ここではクラシックカー・ラリー沖縄に参加した主なクルマ達をお目にかけよう。

  • 1928年型ブガッティT37は神奈川県方のエントリー。

  • 1936年型モーガン3ホイラー・スーパースポーツと、2013年型の復刻版。

  • クラシックカー・ラリーでおなじみの1935年型ベントレー 3.5ℓ。

  • 1970年型トヨタ2000GT後期型と、同年のメルセデス・ベンツ280SL。

  • 1955年型メルセデス・ベンツ220Sと、1956年のトライアンフTR3。

  • 1961年型オースチン・ヒーレー・スプライトMk-1と、1962年型MG B。

  • 1955年型オースチン・ヒーレー 100BN2。

  • 1954年型オースチン・ヒーレー100BN1は最初期型。

  • 異色の存在として注目を集めた1955年型シボレー・ベルエア。

  • 今回は手練で気合いの入ったベテラン勢の参加が多かったため、雨にも負けずオープンで走行していた。

  • ポルシェは数多く参加し356が7台、911が2台を数えた。先頭は1960年型356ロードスター。

  • コンペティティブに好ましくモディファイされた1968年型ジャガーEタイプ・シリーズ2。

  • 1台のみが作られたという1953年型モラサッティ750Sも参加。

  • 1966年型のポルシェ911は最初期型で独特のゆったりとした風情を放つ。

  • 女性のペアで走った1969年型シボレー・コルヴェット・コルベット。

  • 戦闘的な姿勢が魅力の1958年型アバルト750レコルト・モンツァ。

  • 地元沖縄から参加した1970年型スカイライン2000GT-R。

  • 1959年型アルファ・ロメオ・ジュリエッタSVもイベントでおなじみ。

  • 豊崎美らSUNビーチでフィニッシュした後に、表彰式が行われた。

  • 各クラスの上位クルーにはメダルが授与された。

  • メダルを受け取ると2日間に苦労もたちどころに吹き飛んでしまう。

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