ロータス・エリーゼ・カップ250がデビュー

公開 : 2016.02.17 22:50  更新 : 2017.06.01 01:37

史上最強のエリーゼとなるエリーゼ・カップ250がデビューした。エリーゼ・カップ220の後継モデルで、21kgの軽量化と30psのアップを果たしたモデルだ。また、サーキット専用のエリーゼ・カップRと比べても30psほど大きい。エンジンは1.8ℓの4気筒のままだが、トルクも25.4kg-m/3500-5500rpmとなっている。

その増大したパワーと、931kgという軽量化されたボディの結果、パフォーマンスは0-96km/h加速がカップ220の4.2秒よりも0.3秒速い3.9秒。

このカップ250は、ヘセルにあるロータスのテスト・トラックでは、カップ220よりも4秒ほど速い1分34秒をマークしている。

ボディ・キットは160km/hで66kgの、そしてトップスピードの248km/hでは155kgのダウンフォースを得るという。

軽量化は、10kgほど軽いリチウム・イオン・バッテリー、カーボンファイバー・バケット・シート、そして超軽量のフロント16インチ、リア17インチのアロイ・ホイールによって成し遂げられたもの。更に、オプションのカーボン・エアロ・パック(前後スピリッター、リア・ウイング、ディフューザー、サイド・フロア)を装備したモデルは更に10kg軽い921kgとなる。

サスペンションはカップ220から流用されるが、ブレーキはフロントがAP製のツイン・ピストン、リアがブレンボ製のシングル・ピストンに変更され、サーキット・チューンのABSシステムも装備される。また、新しいロータス・ダイナミック・パフォーマンス・マネジメント(DPM)は、スロットル・レスポンス、トラクション・スリップ、アンダーステアなどを向上させるスポーツ・モードを備える。

シートはブラックまたはレッドのアルカンタラが標準、本革がオプション。iPodとブルートゥース・コネクティビリティを持ったエンタテインメント・システムや、遮音性の高いカーペットなどはオプションだ。

ボディは標準でロードスター、そしてオプションとしてハードトップも用意される。

価格は£45,600(743万円)で、4月から販売がスタートする。


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