画像42枚 ニュル4ドア最速、ジャガーXE SVプロジェクト8 LAショー

公開 : 2017.11.30 16:15  更新 : 2017.11.30 16:21

7分21秒23という、ニュルブルクリンク北コースの記録を打ち立てた「ジャガーXE SVプロジェクト8」が、ロサンゼルス・モーターショーで展示されています。標準モデルとの違いにフォーカスしました。

4ドア最速のSVプロジェクト8 完売まもなく

ジャガーのもっともパワフルなロードゴーイングカー、XE SVプロジェクト8がLAモーターショーで披露された。ニュルブルクリンクで4ドア車最速の記録を打ち立てて以来、初のお目見えだ。

このクルマは、20.7kmのコースを7分21秒23で走り抜けた。下のビデオがその時の様子だ。

ジャガーの特別車チーム(SVO)の作品である600psのセダンは、今までの4ドア・チャンピオン、アルファ・ロメオジュリア・クオドリフォリオの持つ7分32秒の記録を更新した。

多くのサーキットでの記録同様、この記録もメーカー発表のものだが、主張を裏付けるためにラップ全体のビデオ(下)が公開されている。

プリ・プロダクションのスケジュールが終わりに近づき、2018年5月から顧客デリバリーが予定されているXE SVは、SVOの開発した2番目のスペシャル・エディションで、2014年のジャガーFタイプ・プロジェクト7に続くものだ。ソリフールにある通常のXE工場ではなく、コヴェントリーのSVOテクニカル・センターでハンドメイドされる。

ジャガーのスポークスマンはAUTOCARに対して、XE SVがグッドウッド・スピード・フェスティバルで一般に公開されるより前に、すでに生産予定台数全体の3分の1に相当する100台以上の注文があったと語った。

彼はまた、今回のサーキット記録更新のニュースによって「残りの台数もすぐに完売するでしょう」と付け加えた。

プロジェクト7と同様、このスペシャルXEはジャガーのスーパーチャージャー付き5ℓV8エンジンを搭載している。しかしパワーはスペシャル・エディションのFタイプを23ps上回る空前のレベルにまで引き上げられている。

このXE SVはプロジェクト7で採用された後輪駆動ではなく全輪駆動となっており、ZF製8速ATを特別にチューンして使っている。

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