スバル、新たな不適切処理 「再調査」実施を表明

公開 : 2018.06.05 15:02

日本のクルマ好き、ラリーファンにとって特別なメーカーでもあるスバル。完成検査工程における新たな不適切処理が判明し、再調査を実施することが発表されました。本日夕方に吉永泰之社長らが会見する見込みです。

群馬製作所で新たに判明

群馬製作所の本工場および矢島工場における完成検査工程において、測定値を書き換える不正行為が継続的に行われていたことが判明したスバルは、今年4月末に国土交通省へ報告書を提出。調査結果を公表した。

この件に関して同社は、国交省の調査を契機とした社内調査で、新たに、以下のような不適切な測定手続を行っていたことを認めた。

1. JC08モードで定められた運転方法により燃費・排出ガス測定試験を行う際、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示等(以下「細目告示等」)に規定されている速度からの逸脱時間が細目告示等において許容されている範囲を超えた運転(トレースエラー)となったにもかかわらず、有効な測定として処理した事案が存在する。

2. 燃費・排出ガス測定時には、試験室内の湿度が30〜75%までの範囲でなければならないと細目告示等に定められているところ、試験室内の湿度が上記範囲外の測定環境(湿度エラー)であったにもかかわらず、有効な測定として処理した事案が存在する。


同社は、「燃費・排出ガス測定に関し、社内調査を実施し、国交省へ報告書を提出したにもかかわらず、上記の問題を把握するに至らなかったことは極めて遺憾であり、重く受け止めております。上記の問題について、現時点では、行為の実態、その原因や背景、動機等について、十分に究明するには至っておりませんが、社外専門家の手で、上記の問題のみならず完成検査業務全体のプロセスについて早急に徹底した再調査の実施を予定しています」とコメントしている。

スバルは、完成検査業務に関する一連の問題の再発防止策についても、経営トップ自らが陣頭指揮を執り、従来の延長線上の対策のみならず、組織体制や設備などに踏み込んで、抜本的に見直ししていくとしている。

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