BTCCに新セーフティトラック フォードF-250導入なぜ? 詳細解説

公開 : 2018.06.17 16:10

英国ツーリングカー選手権(BTCC)の救護チームに、新兵器フォードF-250ラレードが導入されました。6.8ℓのV8を搭載する巨大なピックアップにドライバー救助のためのさまざまな最新機材を満載し、アクシデントの現場に急行します。

もくじ

BTCC救護チームの新兵器
あらゆるツールが揃う
車体切断のための最新工具も

BTCC救護チームの新兵器

ふしぎな話ではあるが、20万ポンド(2890万円)もかけたこのクルマの本領を発揮する機会がそうそう訪れないよう願いたい。だが英国ツーリングカー選手権(BTCC)救護チームの新兵器となるこの救護トラック、ひとたび出動となればたちまち千金の価値をもたらすのだ。

車内に閉じこめられたり負傷したドライバーをすみやかに救出するため、このトラックはBTCCの開催地に帯同し、4名の医療チームが最先端の救護器材とともに控える。

これはアメリカのNASCARやインディカーの救護体制をそっくりそのまま真似たものだと、BTCCシリーズディレクターのアラン・ゴウも公に認めている。救護用具を運ぶのが6.8ℓV8を載せたフォードF-250ラレードだったりするのは、そのへんのいきさつもあったのだろうか?

ゴウが振りかえる。「アメリカの救護体制を参考にすると決めたとき、どうせなら国産のトラックよりもアメリカのどでかいピックアップにしたほうがおもしろいんじゃないかと思ったんですよ」

BTCCでは緊急救護車としてポルシェ・パナメーラ・ターボを配備しており、指令にあたるポール・トラフォード医師と救護用具が乗務して事故現場へ向かう。切断機などのかさばる器材はこれまでフォード・ギャラクシーが運んでいたが、ドライバーが車内にとじ込められた状況のように一刻を争うときには、迅速に器材を取りだしやすいとはいえなかった。

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