【家族向けスーパーカー】アウディRS6 初代C5 英国版中古車ガイド

公開 : 2020.08.10 19:20

アウディのハイパフォーマンスモデル、RS6。デザインや内装は控えめですが、4.2L V8エンジンを搭載し450psを発揮するスーパーカーです。日常の使い勝手も良好なRS6を、英国編集部が評価しました。

もくじ

V8ツインターボのファミリーカー
高性能モデルゆえの頭痛の種
不具合を起こしやすいポイント
オーナーの意見を聞いてみる
知っておくべきこと
いくら払うべき?
英国で掘り出し物を発見

V8ツインターボのファミリーカー

text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)

普段使いのスーパーカーが欲しいけど、5人家族で1万ポンド(134万円)以上のクルマには手が出せない、そんな時に何を買うか?

一見すると、不可能な難問に思えるかもしれない。だが答えはある。

アウディRS6(初代C5系/英国仕様))
アウディRS6(初代C5系/英国仕様))

少ない予算で絶大なパワー(と家族の承認)を得たいのであれば、アウディRS6の中古車はどうだろうか。

初代RS6が中古車市場で最大の掘り出し物の1つであることは、よく知られている通りだ。

そこで今日は、ファミリーカーの概念を大きく変えた初代C5系のRS6を紹介する。

S6に搭載された4.2L V型8気筒エンジンをツインターボ化したもので、450psと57.1kg-mを発揮し、0-100km/h加速を5秒以内で駆け抜け、最高速度は時速250kmに達する。

昨今のスポーツカーと比較するに、やや保守的な数値に見えるかもしれないが、冷静に考えてみてほしい。

十分すぎる。

アウディの高性能モデル「RS」シリーズでは、ポルシェがエンジニアリングに関与したRS2とRS4に続く3台目にあたる。

2002年から2004年までのわずか2年間だけ生産され、V10エンジンを搭載したC6系に跡を継がせて第一線を退いた。

幸いなことに、限られた生産台数と6万ポンドという新車価格にもかかわらず、中古車市場に出回る台数はそれほど少なくない。

希少性はあまりないが、選択肢は豊富にある。

高性能モデルゆえの頭痛の種

RS6は、決して安く乗れるクルマではない。

本物のハイパフォーマンスモデルを1万ポンド(134万円)で購入するというコンセプトには惹かれるが、ぜひ覚えておいてほしい。

アウディRS6(初代C5系/英国仕様))
アウディRS6(初代C5系/英国仕様))

このクルマはアウディ製なので、アウディならではの問題点や修理代が発生する(伝えるまでもなかっただろうか?)。

もしトランスミッションに不具合があれば、交換ユニットに3500ポンド(47万円)が必要だ。

サスペンションにも気を付けたい。

C5系RS6は、アウディのダイナミック・ライド・コントロール(DRC)システムを初めて搭載したモデルで、加速、ブレーキング、コーナリング時にポンプを使って個々のショックアブソーバーの圧力を調整し、乗り心地に影響を与えることなくハンドリングを向上させる。

デビュー当時は画期的なシステムだったが、経年劣化には耐えられず、多くのオーナーは頭痛の種を避けるために、従来のストラットに交換しているようだ。

トルクコンバーターの故障には、大金がかかる可能性がある。

定期的な点検の履歴がない車両には手を出さず、できれば正規ディーラーとアウディに詳しいエンジニアを見つけよう。

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