次世代のBMW 7シリーズ

公開 : 2013.12.24 13:44  更新 : 2017.06.01 02:14

次世代のBMW 7シリーズのテスト風景をキャッチした。われわれのスパイ・フォトグラファーの証言によれば、レギュラー・ホイールベースとロング・ホイールベースの2つのバージョンがあり、それぞれ新しいボディが被せられていたという。以前にスクープした7シリーズは、旧い7シリーズに近いボディが架装されていたが、今回のプロトタイプは新しいボディが被せられていたという。

BMWはこの新しい7シリーズは、メルセデス・ベンツSクラスに対抗するモデルとなる予定だが、開発ボスのハーバート・ディーズによれば、BMWの歴史の中でも最も技術的に優れたクルマになるという。

発表は2015年の後半が予定されており、その年のフランクフルト・モーターショーでワールド・プレミアが計画されている。

新しい7シリーズは、スティール、アルミニウム、そしてカーボンファイバーのコンポジットとなり、今日のスティール・モノコックは廃止される。そのため車両重量も飛躍的に軽量化され、現行の740iの1900kgはおろか、エントリー・レベルの5シリーズの1670kgを切るようになると言われている。このカーボンファイバー技術は、iモデルで研究開発されたものが利用されるもの。

サイズは、全長が5010mm、全幅が1815mm、全高が1425mmで、ホイールベースは2種類が用意される。

コードネームG11というネーミングで開発が進められている新しい6シリーズは、直列6気筒、V8、V12のガソリン・エンジンと、直列6気筒ディーゼルが用意される。また、ハイブリッドもランナップに加えられることになる。

まだこれは確かな情報ではないが、ZF製の9速オートマティックが搭載される可能性がある。駆動方式はRWDと4WDだ。

メルセデス・ベンツS63 AMGの対抗モデルとして、BMWは4.4ℓV8ツインターボにチューンナップを加えたモデルを、xDrive 760Mパフォーマンスとして用意するとも伝えられる。

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