GM、新しいモジュラー・エンジン・ファミリーを発表

公開 : 2014.03.22 21:30  更新 : 2017.06.01 02:13

ゼネラル・モータースは、小型のガソリン・エンジンのモジュラーを発表した。新しいエコテック・エンジン・ファミリー(ネーミングはSGEとなる)は、3気筒及び4気筒で、1.0ℓから1.5ℓまでの11のバリエーションを持つ。

このエンジンをGMは、北米、中国、ハンガリー、メキシコ、韓国の5つの工場で、毎年およそ250万基を製作する予定だ。

エンジン・パワーは75psから160psまで。トルクは9.7kg−mから25.4kg-mまで。ノーマル・アスピレーションとターボチャージャー版の両方が用意される。最も小型のものは、1.0ℓの3気筒で、ヴォグゾール・アダム、アダム・ロックス、そしてコルサに搭載されることとなる。この1.0ℓは20%の効率改善が行われ、パワーはノーマル・アスピレーションの1.6ℓと同程度だという。

また、150psの1.4ℓターボは、従来のものよりも5%効率的で、フォルクスワーゲンの1.4ℓEA211よりも50%、フォードの1.0ℓエコブーストよりも25%静かだという。

ヴォグゾールは、このエコテック・エンジンがどのモデルに搭載されるかを明らかにしていないが、GMによればヴォグゾール・アストラの姉妹車である中国市場向けのシボレー・クルーズには、1.4ℓのターボと、115psの1.5ℓエンジンが搭載されるとアナウンスしている。

このエコテック・エンジンは、GMがリリースする予定の新しいエンジン・ファミリーのうちのひとつで、この他のも1.6ℓクラスのMGEエンジン・ファミリーも計画されている。それは、インシグニア、アストラGTC、カスケード、ザフィーラ・ツアラー、メリーバなどに搭載される予定だ。

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