【期待の新人】アルファ・ロメオ・トナーレ 開発も大詰めか プロトタイプ発見

公開 : 2021.08.09 06:25

2022年発売が見込まれるアルファ・ロメオの新型トナーレが、公道テストを行っている様子が発見されました。

コンセプトより現実的なデザインに

text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

アルファ・ロメオの新型SUVトナーレが、2022年の発売に向けて、公道でのテスト走行を行っていることがわかった。開発の最終段階にあると思われるプロトタイプが目撃されている。

ジュネーブ・モーターショーで公開されたコンセプトに似ているが、いくつかの変更が加えられている。フロントは、ボンネットとフロントバンパーの境目が大きくなり、ヘッドライトは厚みのあるデザインとなっているようだ。

目撃されたトナーレのプロトタイプ
目撃されたトナーレのプロトタイプ    AUTOCAR

リアウィンドウが大きくなり、テールランプも太くなっている。しかし、全体のプロポーションは変わっていない。

アルファ・ロメオ・ステルヴィオの下に位置する新たなコンパクトSUVとして、イタリアの有名な峠に由来する「トナーレ」の名を冠し、ブランド初のプラグイン・ハイブリッドを採用する。

販売台数拡大に貢献?

トナーレのコンセプトは、2019年のジュネーブ・モーターショーでサプライズ発表された。欧州ブランドの責任者であるロベルタ・ゼルビによれば、アルファ・ロメオが長年切望してきた年間40万台の販売目標(2018年は約15万台)を達成するという決意を示すものだという。

2019年、コンセプトの発表会で、ゼルビはこう語った。

目撃されたトナーレのプロトタイプ
目撃されたトナーレのプロトタイプ    AUTOCAR

「トナーレが当社のベストセラーカーになることを期待しています。アルファ・ロメオの他のクルマも合わせれば、2024年までに欧州のマーケットニーズの80%を満たすモデルラインナップが完成します。今日よりもより力強いポジションを得ることができるはずです」

またゼルビによれば、フロントガラス用ワイパーを追加したり、4シーターから5シーターへと改めるなどわずかな変更を加えつつも、大きなデザイン上の変更は加えずに量産化するとも述べている。

「コンセプトモデルは、量産モデルの姿をよく表しています。全体のプロポーションだけでなく、(円形が連なった)テレフォンダイヤル・ホイールのデザインや、3連のヘッドライト、ダッシュボードの形状など、ディティールも実現性の高いものです」

ゼルビによれば、従来の「ダイナミックモード」に代わるものとして、トナーレにはエンジンとモーターの力を最大限発揮させる「デュアルパワーモード」が採用されるとのこと。エンジンはガソリンだけでなく、ディーゼル版も登場する見込みだ。

報道によれば、トナーレはジープレネゲードのプラットフォームを使用するため、前輪駆動になる可能性がある。ゼルビは、「社内で保有しているアーキテクチャーを検討している」とだけ述べ、詳細を明かすことはなかった。

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