メルセデス・ベンツCLA 改良新型 新デザイン採用、パワートレインも強化

公開 : 2023.01.20 18:05

メルセデス・ベンツは、CLAクーペ/シューティングブレークの改良新型を発表。フロントとリアのデザインを一新したほか、PHEVのパワートレインを強化。出力向上と航続距離延長を図っています。

デザイン変更 PHEVパワーアップ

メルセデス・ベンツは、CLAクーペとCLAシューティングブレークの改良新型を発表した。スタイリングを改め、標準装備を充実させたほか、電動パワートレインも強化している。

エクステリアとしては、フロントバンパー、ラジエーターグリル、リアディフューザーに新しいデザインを採用し、スポーティな印象を強めている。さらに、LEDハイパフォーマンス・ヘッドライトを標準装備とした。

メルセデス・ベンツCLAシューティングブレーク
メルセデス・ベンツCLAシューティングブレーク    メルセデス・ベンツ

ホイールには新しいデザインが追加されたほか、ボディカラーとして「ハイパーブルー(CLA専用)」と「スペクトルブルー」の2色を追加。オプションの選択肢を広げた。

インテリアでは、7インチと10.25インチのディスプレイを搭載し、車載システム「MBUX」も改良。アップル・カープレイ/アンドロイド・オートのワイヤレス接続機能を備えている。

持続可能性に配慮した内装材も新たに導入された。ステアリングホイールは標準ではナッパレザーを使用するが、オプションで人工皮革「ARTICO」を選べるようになった。シート表皮には人工皮革とファブリック(100%リサイクル素材)を組み合わせたものを使用する。

AMGラインでは、人工皮革とマイクロファイバー「MICROCUT」を組み合わせたシートを標準とし、リサイクル素材の使用率はシートミラーが65%、ボトムが85%となっている。

PHEV(プラグインハイブリッド)のCLA 250eでは、パワートレインに改良が施された。バッテリーの使用可能なエネルギー量が増加し、電気のみでの航続距離が延長されたという。クーペでは71~82km、シューティングブレークでは68~80kmとされている(いずれもWLTP暫定値)。

電気モーターの出力は5kW(6.8ps)向上し、80kW(109ps)となった。システム出力は160kW(218ps)。

充電機能も拡充されている。交流(AC)で最大11kWまで対応するようになり、直流(DC)は引き続き最大22kWの充電が可能。10%から80%まで約25分で充電できるという。

記事に関わった人々

  • 執筆

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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