ダイハツ・コペン

バブル景気の名残を各所に感じさせていた1990年代前半、突如として日本に軽自動車のスポーツカーブームが訪れた。マツダAZ-1、ホンダ・ビート、スズキ・カプチーノの3台はそれぞれの頭文字から「ABC」とも呼ばれ、やや遅れて登場したダイハツ・コペンも含めて「ABC+C」と称され人気を集めた。

しかしABCの3台がミドシップやFRレイアウトといったスポーツカー定番の車体構成を採用し、スタイリングも普通車のそれをスケールダウンさせたようなデザインだったのに対し、最後発となったコペンは乗用車のシャシーをベースとしたFFレイアウトを採用。さらに重量の増す電動開閉式ハードトップや4段A/Tの採用など、より多くの人々が楽しめるスポーティカーとして幅広い人気を獲得。約10年に渡って生産が継続されるロングセラーモデルとなった。

2013年の東京モーターショーにて発表された新型コペンは、電動開閉式ハードトップを備えるFFスポーツという基本コンセプトこそ先代から変更はないが、ボディやパワートレインなどすべてを一新。まったく新しいスポーツモデルとして登場する。

今回は生産型以前のプロトタイプ試乗とあって、モーターショー出展時に話題となった着せ替えコンセプトについて詳細な続報はなかったが、ドライブトレインなど機関系はほぼ生産型に準じているそう。一方インテリアに関しては、まだ素材や形状ともに変更の可能性があるという。最終的には6月の正式発表ですべてが明らかになるとのことだ。

 
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