フォルクスワーゲン・パサート・エステート2.0TDIブルーモーション

■どんなクルマ?

英国における新型パサートの売上のうち、大部分を占めると予想されるのがこちらの2.0 TDIブルーモーション・テクノロジー。車両価格は£25,965(452万円)だ。

今月の末には4本立てのディーゼル・モデルの一部が英国にて姿をあらわす予定。たっぷりとした室内空間をもつ5シーターは、英国の路上でもおなじみになるだろう。フォルクスワーゲンいわく “未だかつて、これほどの予約を受けたことがありません” とのことだ。

フォルクスワーゲンのこれほどの自信の理由となるのが、8世代目パサートの新しいスタイリング。先代に比べて明らかにアップマーケット思考になっていることは、初見で看取できるはずだ。

インテリアはさらに体系化され、レザーとクロームがふんだんにあしらわれた。またエクステリアのデザインも大きく変更を受けたことに加えて、真のエレガンスさも同居するに至った。

ボディ両脇にはフロントからリアへと伸びる力強いラインが加えられ、Cピラーのデザインも見直された。またルーフが先代よりも平滑になったことによって流麗なルックスを手に入れている。前後共にドアが拡大され、乗り降りも楽になった。

また実際に見てみると、ディテールには常軌を逸した作り込みが施されているし、ボディ表面の仕上げや、硬質な印象を与えるための諸演出など並々ならぬ吟味がなされていることがわかる。おそらくこのクラスでは確固たる地位を築くことになるはずだし、もしかすると既に高い評価を得ているアウディA4やBMW 3シリーズ、メルセデス・ベンツCのクラスの上を行くことだってあり得るかもしれない。

フォルクスワーゲンの非常に高い柔軟性をもつMQBプラットフォームのおかげでサイズこそ小さくなったものの、ホイールベースと収容能力は飛躍的に向上した。

またエクステリア同様、キャビンの完成度も大きく進化している。ダッシュボードはより現代的に、シートは幅広の新デザインに変わり、ドア内張りやセンターコンソールにある小物入れの収容能力も高まった。突出した質感と、セーフティー・パッケージの標準装備が豊富に用意されているのも特徴だ。

セダンの荷室容量は先代+21ℓの586ℓへ、ワゴンは+47ℓの650ℓまでスペースが拡大。後席すべてを前倒しにすると1780ℓとなる。

 
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