ルノー・メガーヌ・スポーツ・ツアラーGTライン dCi 130

公開 : 2012.07.07 17:11  更新 : 2017.05.29 19:23

■どんなクルマ?

新しいルノー・メガーヌ・スポーツ・ツアラーは、よほど注意を払わないとフェイスリフトしたことがわからない。また、そのシャシーも変わっていない。ただ、注目されるべきはボンネットの下のエンジンだけなのだ。

3つの新しいエンジンがラインナップに加わった。ターボ付きの1.2 TCeガソリン、ティーゼルの1.5 dCi、そしてここでテストした新設計の1.6 dCiの3つである。

この1.6 dCiエンジンは、128bhpのパワーと32.6kg-mのトルクを持ち、25km/lという燃費と104g/kmのCO2排出量を持つ。同クラスのエンジンとしては、最も経済的だとルノーは主張する。

■どんな感じ?

素晴らしいエンジンだ。2000rpmから発生される32.6kg-mのピーク・トルクは、0-100km/h加速6.1秒という実測値よりも早く感じる。ギアのパフォーマンスも印象的で、高速巡行では6速ギアからシフトダウンすることなく追い越しが可能だ。

エンジンはスムーズで静かで、特にロングランになればその傾向は強くなる。経済性についても、われわれの500kmのテストで21.2km/lという数値をマークした。その数値は金曜日の夕方の渋滞も含まれているので、それがなければ、公称の25km/lという燃費も不可能ではないと思えた。

ただし、印象が良かったのはこの1.6 dCiのみで、他のエンジンを搭載したモデルは残念なことに、それほど好印象ではなかった。

われわれのテストしたモデルは、GTライン・トリムで、それはより固いシャシーが与えられたモデルだ。キビキビとした走りには向いているが、これがエステート・モデルということを思い出すと、若干不適切なものかもしれない。快適というにはやや固く、落ち着きがいない。GTラインは、エステートとして家族を乗せてゆっくり走るということとは相容れないモデルかもしれない。

■「買い」か?

フェイスリフトされたメガーヌ・レンジの中で、この印象的なエンジン・モデルはまずまずの手応えを感じたモデルだ。GTラインは、3ドアには素晴らしいトリムだとは思えるが、スポーツ・ツアラーにはベスト・マッチと言いがたい。

とりわけスポーツ・ツアラーとこのエンジンとの組み合わせには、GTライン・トリムよりもダイナミック・トリムのほうが良いと思えた。ただし、どちらとも安くはないのだが。

(マーク・ティショー)

ルノー・メガーヌ・スポーツ・ツアラーGTライン dCi 130

価格 22,600ポンド(278万円)
最高速度 200km/h
0-100km/h加速 10.1秒
燃費 25km/l
Co2排出量 104g/km
乾燥重量 1320kg
エンジン 4気筒1598ccターボ・ディーゼル
最高出力 128bhp/4000rpm
最大トルク 32.6kg-m/2000rpm
ギアボックス 6速マニュアル

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