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2018.04.24

なぜ、ボルボは選ばれるのか 日英編集部がみた90シリーズ、時代の嗅覚

登場以来、世界中で100以上の賞を獲得したボルボ「90シリーズ」。SPAプラットフォーム、Drive-Eパワートレイン、IntelliSafeが世間にもたらしたインパクトは極めて大きい。

しかし90シリーズにはまだあまり知られていない魅力がある。ボルボの先進安全・運転支援機能ソフトウェアアップグレードとは、どんなものなのか。

text:Naoto Nishimura(西村直人)、Matt Saunders(マット・ソーンダース)
photo:Masakatsu Sato(佐藤正勝)、Hidenori Hanamura(花村英典)、ボルボ・カー・ジャパン
sponsored by ボルボ・カー・ジャパン

もくじ

ボルボがはじめたソフトウェアアップグレード
対象は2017年モデル 納車済み車両も
ソフトウェアアップグレード ココが変わる
「試乗」 XC90 T8ツインエンジン その走りは?
「試乗」 XC90 T8ツインエンジン プラグインハイブリッドを評価
ボルボXC90 英国編集部の見立て

ボルボがはじめたソフトウェアアップグレード

先進安全装備 アップグレードで追加採用

「2020年までに、新しいボルボ車において、交通事故による死亡者や重傷者をゼロにする」。これはボルボが「VISION 2020」として掲げている安全哲学だ。交通事故をゼロにするという発想は、自動車が世に送り出された当初から今日に至るまで育まれてきたもので、これは世界中どの地域、どの自動車メーカーであっても目指すべき重要課題のひとつとして捉えられている。しかし、それをひたむきに取り組んできたメーカーは数少ない。


1944年に衝撃吸収ボディの原型であるセーフティケージ構造や、衝突時のガラス飛散を防ぐ強化合わせガラスを採用するなど、安全技術の分野で世界の自動車メーカーをけん引してきたボルボが冒頭の「VISION 2020」を宣言したのは2008年のことだ。続く2009年には、完全停止まで減速する自動ブレーキシステムの認可を日本で初めて取得。XC60に導入し、日本におけるこの分野の草分けとなった。

IntelliSafe標準化 勝負に出た2014年

2014年12月、ボルボは日本国内で正規に販売する2015年モデルに対して、ボルボが誇るADAS(Advanced Driver Assistance Systems/先進安全技術)の数々を全車に標準装備とし、その名称を「IntelliSafe10」にすると発表。これによりボルボの先進安全技術がユーザーへと広く浸透するきっかけとなった。


現在、IntelliSafe10は「IntelliSafe」に名称を改められ、最新の90シリーズやXC60では自律自動ブレーキである「衝突回避・軽減フルオートブレーキ・システム」をはじめとした16種類以上(モデルにより異なる)の先進安全技術と運転支援機能を融合させたセーフティパッケージへと昇華された。また、ボルボではこのIntelliSafeをVISION 2020で掲げた目標実現への大きな柱として、継続的な機能強化を図っていくことも表明している。

その一例がIntelliSafeのソフトウェアアップデートだ。
 

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