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AW11 トヨタMR2ショック交換 サビや固着との戦いは続く


羽鳥鈑金塗装工業所の羽鳥です。
サビとマフラーの修理を行ったAW11形トヨタMR2。作業が完了して試乗したら、
オーナー様の言うとおりフロント・サスペンションからガタガタ音が・・・

原因がわかっていればいいですが、不明な音って怖いですよね、乗ってて・・・
お客様曰く「音はショックのアッパーマウントからだと思うんですけど、
部品は生産終了だって言われたんですよ」とのこと。
 
 
しかしながら、このまま乗り続けるのも「ガタガタ」して不安でしょう。
ということで、


バラして確認してみました。

当初思っていたショックのアッパーマウントの劣化ではないようで、
オイル漏れで黒く汚れた黄色いショックアブソーバーからの異音だと思われます。
 
 
お客様にそのことを伝えると、「作業を頼みます」とのことで、まずは部品調達。


新旧の部品を並べてみました。
生産終了といわれていたアッパーマウントもメーカーから部品として出てきました。
欠品していても定期的に生産してくれる部品もあるそうで、もちろん調達して交換します。
 


もうね・・・痛んでいる部品が多いですよね。
 


こんなスポンジのワッシャだって、重要な仕事をする一つの部品。
新品部品が入手できたものは、新品を用意して組み付けていきます。
 



そして、組み付け。
・・・なのですが、右側が終わり、左側も同様の作業をしていると、
右側の組み間違えに気付いてしましました。
 
 


サスペンション上部でスプリングを抑える「スプリングシート」というお皿状の部品に
実は決まった向きがあったのでした・・・

これは車種により向きがあったり無かったりするのですが、このクルマにはあったのね・・・
 


このお皿に向きが入っているはずですが、右側のお皿はこのようにサビで印が見えなかった・・・
カタチ的にも位置があるような構造に見えなかったので、疑問無く組んで、
左側も作業をしていたら、「OUT」側のマークがあることに気付いたのです。
 
そこで左側の作業を終えて、右側のサスペンションを再びバラすことに。


右側のお皿も清掃してみると、組む方向を指示する文字が出てきました・・・
違う向きで組んでも、そんなに走行には影響はないと思われますが、
「△OUT」のマークがあるからね・・・ これが外側っていっているんだから、守らないとね。
 


で、組み直したのこちら。
時間はロスしましたが、直すのはわずかな時間でできること。
こういったことが原因で、後々トラブルになるものですから、最善を尽くします。
 
 
その後試走すると、フロントからの音は消えました。・・・がこの後にトラブルが発生。
実はこの時リアのショックも同時に交換したのですが・・・それはまた、後日ご紹介します。
 
 
また、試乗時にサイドブレーキの引き代が妙に大きいことに気付きました。
ついですので、サイドブレーキの調整も行います。

この作業には、まずはボディ下部のアンダーカバーを外すのですが、


ボルトの頭が付いていないネジ穴を見れば、ネジが折れていたり、
無事なボルトも緩める際にことごとく折れる・・・


目的はサイドブレーキ調整なのですが、余計な仕事が増えていきます・・・
旧いクルマの整備はサビ・固着との戦いでもありますね。
 
 


とりあえずカバーは外れたので、サイドブレーキ調整を済ませ、折れたネジを再生させ、組み戻します。
手間や効率を考えると、場当たり的な応急処置で済ませておくのが、商売としては賢いのかも知れませんが
ネジの折れた部分をそのままにしておくのと、修理してきちんと取り付くようになったのでは、
ワタシ個人の達成感が違います! ただ、作業が進まないんですよね・・・
でも、気持ちいい方がいいですものね、仕事してて。

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