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VWゴルフ1エアコントラブル 走行中にACスイッチが入りエバポレーター凍結寸前! お化け電流を退治せよ


こんにちは、アーリングのりょうすけです。
今回ご紹介するのはフォルクスワーゲン・ゴルフ1のエアコン修理の一件。

こちらのゴルフ1はエアコンのコンプレッサーをゴルフ2のものに
モデファイしてある車両です。日ごろは快適に乗っていただいていたのですが、
走行中に突然エアコンスイッチが入ってしまい、エバポレーターが凍結寸前に!
ということで配線の修理をしていきます。


症状を探っていくと、エアコンコンプレッサーのスイッチは普通に入るのに、
なぜかブロアファンが回らないのです。…エバポレーターの凍結爆発自体は
サーモスイッチが働いてくれるので防いでくれているのですが…
ワタクシ、昔に凍結爆発を見たことがあるので、エバポの様子をビビりながら見守りつつ修理を進めていきます。
ちなみに室内のエアコンユニットは当時のナショナル(パナソニック)製なので
今や資料や配線図なんてないので、ほぼ勘での作業となります(笑



どうやらこの症状の原因はブロアファンを制御しているユニットのようで、
コレが熱を持つと変な電気がACコンプレッサーに流れて勝手にスイッチが入ってしまうという
いわゆる配線抵抗とかお化け電流とかいったヤツですね。
配線の破損や経年劣化なども考えられるので、軽く引き直して…
イヤ、全然軽くはないんですけどね。

コレこそが原因だ! という確たる答えも確定しないままに、修理は完了しました。
実はゴルフ1や2前期の国産エアコンユニットは今となってはブラックボックスのようなもので
その配線がどうなっているかは軽く謎に包まれているといってもいいでしょう。
ですので、それを1本ずつ探していくのに時間がかかってしまいます。

エアコン修理の作業が完了し、エンジンをかけて暖機をしている最中、
軽く手が触れた瞬間になぜかエンジンストール(笑
こちらもフューエルポンプの配線が緩い部分を発見したので、
追加で配線を引き直して症状は完治。これで今回の作業は完了です。
旧いクルマはどうしても電気配線に問題を抱えがちなので
修理はモグラ叩きみたいなところがありますね。

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