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スバル・インプレッサWRX STI VAB型ブロック流用、エンジンオーバーホール

クロスロード小山です。

スバル・インプレッサWRX STIは1997年式。オーバーヒート歴やオイル漏れなど不具合が重なって、エンジン本体に手を入れないといけない状態です。何度かの打合せご相談ののち、今回エンジンオーバーホールに着手となりました。

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エンジンの型式はEJ20K。オープンデッキのシリンダーは中でも弱いタイプです。ピストンクリアランスは摩耗よりも真円度が限界を超えています。ホーニング跡(クロスハッチ)が残っている位の状態なのですが、スラスト方向に変形して楕円のボア寸法になっていました。

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想像の通りメタルの摩耗はかなり進んでいて、クランクピンのキズも深い状態。腰下はVABのショートブロックを採用することに決定。オーナー様も状態を見てご納得いただきました。

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バルブは研磨してリフェイス、再使用します。バルブシートとすり合わせをして確認。摩耗は許容範囲でした。

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平行して進めたインマニの結晶塗装。下地処理して色の染まりを良くしてから焼き付け。オリジナルの色味に復元できているでしょうか。

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インジェクターはIRSさんにお願いしてオーバーホール。レポートによると洗浄前のバラつきは見事に改善されて、噴射量がそろって帰ってきました。スプレーパターンも良好です。

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ターボチャージャー「IHI VF28」はスピードボックスさんにオーバーホール依頼。交換した古いベアリングの内一つは、少しゴロゴロした感触でした。異音が発生する寸前だったのかもしれません。

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バルブクリアランスの調整はストックのシムを使用します。生産終了品ですから希少な小部品です。

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エキマニは東名パワード製に交換します。激しいオイル漏れで純正マニは遮熱板の中までびちゃびちゃ。フランジのスチール部も焼け落ち、痩せているような状態で再使用不可でした。非等長マニの雰囲気はそのままに4→1の集合でレスポンスアップも狙えます。東名さん、相変わらず仕上がり良いですよね。

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エンジン搭載時はエキマニ変更の分、ハーネスの取り回し変更などが必要です。大きく逃がして熱対策も施しました。

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燃料を入れ替えてからエンジン始動。油温・水温などを管理しながらシャシダイナモ、ダイナパックで慣らし運転を行いました。

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仕上げにフードインシュレーターを交換して完成です。こういった部品を供給し続けてくれるのはありがたいですよね。

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クロスロード小山

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